【イチゴ鼻】と【毛穴の黒ずみ】。
よく耳にするイヤな言葉ですよね!
でも、この二つどこが違うのでしょうか?
そのような状態を【イチゴ鼻】【毛穴の黒ずみ】と呼ぶのでしょう?
基本的なことかもしれませんが、今回はこの二つの毛穴の呼び方の違いを説明していきます!
イチゴ鼻とは?
“イチゴ鼻”とは、毛穴に皮脂や古い角質がビッシリと詰まって酸化し、イチゴの種のようにブツブツに見える鼻のことです。
言葉的にはかわいらしいですが、実際には全く嬉しくない状態です。
Tゾーンは顔の中でも皮脂腺が多く、黒ずみが発生しやすいパーツです。一度イチゴ鼻になると、簡単には改善しにくくなります。
また、間違った方法でイチゴ鼻のケアを続けると、さらに悪化するおそれがあります!
毛穴の黒ずみとは?
開いた毛穴に、皮脂やメイクの落とし残しなどがたまっていくと、固まってしまって「角栓」になります。
さらに角栓が空気に触れつづけていると、どんどん黒くなっていきます。
角栓が黒くなる現象のことを「酸化」といいます。
つまり、古い角質や皮脂、ほこり、老廃物などが毛穴に詰まると、そのまま酸化して固まり、皮膚の表面に黒い点になって表れてしまいます。
また、毛穴が詰まった結果として毛穴が広がることによって、毛穴の影が黒く見えることも原因の1つです。一旦できてしまうと通常の洗浄ではなかなか落とすことができません。
ということは、毛穴の黒ずみがいちご鼻の元凶なんです!
イチゴ鼻と黒ずみの原因
①肌の乾燥
毛穴に汚れがこびりついて黒ずみができるのも、実は「肌の乾燥」が大きな原因です。
肌が乾燥すると、肌表面にある角質が剥がれてきます。
毛穴の出口部分も肌によって覆われているので、肌が乾燥すると毛穴開口部の表面がカサカサに荒れます。
毛穴は皮脂の通り道の毛穴の表面がカサカサに荒れていると、皮脂などの汚れがこびりつくようになります。
こうして毛穴の開口部にこびりついた油汚れが空気に触れて酸化し、黒く変色したものが毛穴の黒ずみになってしまいます。
②洗顔のしすぎ
洗顔をしすぎることで必要な皮脂も洗い流され、皮膚が乾燥します。
すると肌は潤いを回復させようとして皮脂を過剰に分泌してしまうのです。
③メイクや汚れが落とし切れていない
メイクをきちんと落としていないと、毛穴にファンデーションなどの汚れが詰まったまま残り、結果として毛穴の黒ずみにつながります。
④鼻をよく触る
鼻は顔の中でも突起しているため汚れが付きやすい部分です。
鼻に手や物を近づける癖に心当たりのある人は、気をつけましょう!
⇒メイクが落とし切れていなくても、洗顔のし過ぎでも毛穴の黒ずみにつながってしまう。。難しいですね!
イチゴ鼻と毛穴の黒ずみ改善のケア方法
正しい洗顔方法
1.レンジで1分ほど温めた蒸しタオルを顔(鼻)に数分乗せる
⇒毛穴を開かせ、汚れが落ちやすい状態にする
2.石鹸を十分泡立たせ、泡を毛穴に押し当てるように洗う
⇒黒ずみが多少見えてもゴシゴシ擦らないように注意
3.洗顔にかけた時間の2~3倍の時間をかけてゆっくり丁寧にすすぐ
⇒ぬるま湯だと汚れがしっかり落ちる。すすぎ残しには十分注意する
保湿もしっかりと
洗顔後にはかならず保湿してあげてください。
いちご鼻の汚れを落とした直後は、毛穴がぽっかりと空いている状態です。
そのまま放っとくと、またすぐに毛穴づまりを起こします。
なので洗顔後はきちんと保湿して毛穴を閉じてあげましょう。
空いた毛穴に水分をいれてフタをするイメージです!
まとめ
毛穴は日々生まれ変わっています!
基本的なスキンケアと、規則正しい生活で、ターンオーバーは正常化して、新しい毛穴を作ってくれます。
「今ある黒ずみ」を何とかしようとするのではなく、「1ヶ月後の黒ずみ」を作らないことだけを目標にして、毛穴ケアを進めていきましょう!