どうして、女性のお肌ってあんなに柔らかいんだろう…。
どうして、男性のお肌ってシミやそばかすが出来にくいんだろう…。
そんな疑問を持たれたことありませんか?
その答えは、意外なものでした!!
男女でお肌の感じ違うの知ってました?
男性のお肌と女性のお肌には3つの違いがあります。
さて、どんな違いでしょうか?
◆皮膚の厚み◆
男性の皮膚は女性の皮膚と比べて厚みがあり、丈夫にできています。
皮膚は厚ければ厚いほどキメが粗く硬いという特徴を持っています。
さらに毛穴が目立ってしまい、肌触りがザラザラし、お肌が荒れやすい環境に自然となってしまっているのです。
しかし、逆に皮膚に厚みがあることによって、皮膚の薄い女性よりも紫外線や強い刺激に対しては強く、シミそばかすなどは出来にくいメリットもあります。
ですが、日焼けやスキンケアなしで完璧に外的なダメージを防ぐことはできないため要注意です。
◆皮脂分泌量の差◆
お肌の潤いを保つために分泌されている皮脂は、女性の皮脂分泌量と比べると男性は約3倍。
このオイリー肌はただお肌がべたついて不快だというだけではなく、吹き出物やかゆみ、赤味の原因になったり、顔全体のくすみや黒ずみの原因にもなってしまいます。
しかもこのオイリー肌、イチゴ鼻などの毛穴の目立ちにも影響されています。
特に、おでこから小鼻あたりまでのTゾーンは他より目立ちやすいのでケアが欠かせないですね。
◆水分の量◆
男性のお肌に含まれている水分量は女性の50%以下です。
「水分量」は、一般にハリに影響するといわれています。
つまり水分量の十分でないお肌は、ハリを失ったたるみ肌になってしまう…というのがその主な悪影響だということです。
さらに、乾燥しやすいお肌は、シワやたるみに繋がってしまいます。
また、お肌の水分が減ってしまうと残り少ない水分を守ろうとより皮脂の分泌が働くのです。
すると、皮脂を落とそうと、洗顔しても水分は補充されず、むしろ乾燥を進めてしまうため皮脂がより過剰に分泌されるという悪循環になってしまいます。
どう違うの?『女性用』のスキンケアと『男性用』のスキンケア
男性向けのものも女性向けのものも、化粧品の基本的な成分や有効成分には違いはありません。
例えば、保湿成分なら保湿成分で、だいたいどちらにも同じものが使われています。
界面活性剤や酸化防止剤なども、使われているものは同じです。
違っているのは、香料や有効成分の分量、使用感などになります。
男性のなかには使用時に清涼感を求める人も多いため、メントールなどの冷感をもたらしてくれる成分が配合されていることもあります。
最近の男性化粧品ではこうした香料が含まれていないオーガニックなものも多くなっています。
単に爽快感を求めるというよりも、低刺激できちんと保湿ができるものを選ぶ美意識の高い男性が増えているのかもしれません。
男女の化粧品の違い
【男性化粧品の場合…】
- 一般的に男性用の洗顔料は洗浄力、脱脂力が強いものが多い
- 男性用の洗顔料はピーリング剤やスクラブ入りなど肌負担が大きいものが主流
- 男性用化粧品は殺菌作用の強い成分が配合されがち
- 男性向け保湿剤はさっぱりした使い心地のものが多い
- 男性向け化粧品はアルコールやメントールなど刺激になる成分が多い
【女性化粧品の場合…】
- 女性用洗顔料は洗浄力がマイルドなものが主流
- 保湿剤は保湿力の高い油分が多いしっとりした使い心地のものが多い
- 女性用の保湿剤は美容成分、美白成分が多く配合されているものが多い
基本的には男性用の化粧品の方が洗浄力や刺激が強いものが多いですね。
女性のお肌は薄くダメージを受けやすいので、低刺激でオーガニックなものが好まれるようです。
しかし男性でも乾燥肌や敏感肌の人はいますし、女性でも皮脂分泌が多いオイリー肌の人もいます。
なので、どちらがいいというわけではなく、自分の肌質の違いを理解してスキンケアや化粧品選びを行いましょう。
とは言っても、女性用の化粧品は多すぎて…何を選べばいいかわからない!!
ジェンダーフリー!おすすめのプチプラアイテム
自分のお肌の状態を知っても、男性用の化粧品は種類が女性用のものと比べてまだまだ少ないという問題もあります。
女性用の化粧品の場合、超敏感肌向けのものから脂性肌向けのものまで様々ですが、男性向けの化粧品ではこうした細かな違いが設けられていることは少ないと言えます。
そうした場合には、女性用の化粧品を使うか、あるいは性別を指定していないような化粧品を使用するのがベターでしょう。
敏感肌向けの化粧品としては、花王のキュレル・シリーズや、無印良品のエイジングケア・シリーズ、オーガニック・シリーズなどがあります。
敏感肌や乾燥肌で悩んでいるという男性は、こうしたシリーズを使用してみてはいかがでしょうか?
キュレル・シリーズや無印良品のシリーズであれば、香料も含まれていないので、匂いが気になるという男性でも使いやすいと思います。
キュレル 化粧水 II (しっとり)
出典:amazon.co.jp
肌荒れ・カサつきをくり返しがちな乾燥性敏感肌の方におすすめです。
潤い成分(ユーカリエキス)が角層の深部までじっくり浸透し、外部刺激で肌荒れしにくい、なめらかで潤いに満ちたお肌に保ちます。
キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム
肌荒れ・カサつきをくり返しがちな乾燥性敏感肌の方におすすめ。
潤い成分(セラミド機能成分*、ユーカリエキス)が角層の深部までじっくり浸透して、外部刺激による肌荒れしにくいふっくらと吸いつくような潤いに満ちたお肌を保ちます。
無印良品 エイジングケア化粧水・高保湿タイプ
出典:amazon.co.jp
岩手県釜石の天然水を使用したスキンケアシリーズ。
ざくろ、木苺、ローズなど10種の天然美肌成分と、ヒアルロン酸、コラーゲンなど5種の機能成分配合で、乾燥やエイジングが気になるお肌をしっとりとなめらかにキープしてくれます。
美容液のようなとろみのある使用感が特長。
まとめ
男性は男性らしい丈夫なお肌で、女性は女性で肌触りのいいお肌なんですね!
しかし、肌悩みやお肌トラブルは男女関係なく人それぞれ…
どちらの化粧品が良いというわけではなく、自分に合ったスキンケアを続けることが大切ですね!!