愛らしいフォルム。
淡いピンク色。
甘い香り。
女性が好きなもの全部詰め込んだフルーツといえば?
そう!『桃』です!!
見た目も味もかわいい桃が、実は美肌にも?
桃から貰える女性の嬉しいとは?
夏が旬で大人気!
大変美味しい果物ですが、実はこんなにたくさんの美の源が含まれているのです。
桃の主な成分はショ糖と呼ばれる糖質です。
さらに、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸もたくさん含まれています。
カリウム、ビタミンB1、B2、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類やナイアシン、ペクチンなども様々な栄養素で出来ています。
どんな効果がある?
①美肌
桃には多くのビタミンCが含まれており、美肌効果が期待できます。
ビタミンCには老化防止の効果ももっており、さらに桃の種にあるエキスは皮膚をしっとりなめらかにする(エモリエント効果)が期待できます。
②アンチエイジング
桃の果汁には皮膚代謝の促進、保湿作用があるとされています。
また、桃の葉エキスの成分としてタンニン、フェノール、アミノ酸、フラボノイドなどを含まれています。
これらは、保湿作用、抗炎症作用、抗酸化作用、抗菌作用があるとされ、これらの効果で肌トラブルを防ぎ、女性にとって嬉しい若々くハリツヤのあるお肌へと導きます。
さらに効果アップの方法として、レモンやアボカド、イチゴなどと一緒に摂取すると、アンチエイジング効果や美肌効果アップが期待できます。
レモン・イチゴに含まれるビタミンC、アボカドに含まれるビタミンEが、桃の持つポリフェノールの抗酸化作用と相まって、アンチエイジング効果を底上げします。
③腸内環境を整えダイエット効果
桃は、バナナよりも食物繊維が多く(100gあたり)水溶性食物繊維という成分の為、便秘や下痢などの解消にピッタリです。
また、梨・マンゴー・リンゴよりもカロリー・糖質が低く、桃にはコレステロールを下げるといわれているイノシトールという成分があり、脂肪の代謝を促進して脂肪の蓄積を防ぐ作用がある為ダイエットに本当に適した果物です。
④むくみ解消
桃に含まれるカリウムの含有量はスイカの約1.5倍と果物の中では多くなっております。
また、桃の香りのクマリンという成分は抗酸化作用、抗菌や血液凝固作用があるため、カリウムとクマリンの働きで体に溜まった余分な水分や老廃物等を排出するためむくみ解消に期待できます。
⑥疲労回復効果
桃の主成分は果糖で、これは体内ですぐにエネルギーに変換されます。
そのため胃腸への負担が少なく、風邪を引いたときや疲れているときでも効率よく吸収されるため、疲労回復にも効果があります。
更にクエン酸やリンゴ酸などの有機酸がたくさん含まれているので、疲れているときに摂取したい果物ですね。
⑦リラックス効果
桃の色自体の特性とし女性をリラックスさせる効果があるといわれています。
桃色から連想される幸せな気持ちややさしい気分になることで気持ちを落ち着かせ、愛情や安らぎに気持ちが作られていくようです。
また、アロマ効果もあり、リラックス・鎮静効果をもたらし、女性に多い脅迫観念を落ち着かせる効果もあるといわれています。
桃の葉には栄養や効果はあるの?
昔から桃の葉がお肌に良い効能があると言われていた?
ドラッグストアなどでもよく目にする、桃の葉エキス配合の入浴剤やハンドクリーム、乳液なども証明してくれているように、桃の葉には、あせもや湿疹などお肌のトラブルを抑える効果があるのです。
さらに、桃の葉事態にもカリウム・タンニン・マグネシウムなどがお肌に嬉しい成分が多い為、生の葉をお風呂に入れるだけでも桃のキレイを手に入れることが出来ます。
実は桃は「皮ごと食べられる」んです!!
お茶の成分としてよく耳にする「カテキン」が桃の皮にも含まれており、この成分には強い抗酸化作用があり、老化の原因の酵素の増加を防ぐ役割を持っています。
美容効果は抜群ですね!
カテキンの働きとして、抗菌作用や殺菌作用もあり感染症から身を守ってくれる効果もあります。
胃ガンの原因であるピロリ菌にも効果があるとされています。
この抗菌・殺菌作用は口内でも活きてきて、口の中を清潔に保てることから「虫歯や口臭」に効果があります!
そして実は漢方薬としても重要なのが 「桃のタネ」。
とにかく桃には無駄なところがないのです。
しかし、タネや花の効果は強いので、使ってみる際は専門家に相談してからにしてくださいね。
そんなに良いなら桃の食べ方は?食べすぎは大丈夫??
お通じに困っている人や、むくみがちな方が食べてほしい時間は【朝】です!
桃にある成分「ペクチン」・「カリウム」が働いてくれることと、果物の90%が水で、その水が老廃物排出に効果があり、気持ちのいい朝を迎えることができます!
食べかたは【生】がおススメで、これは生が一番栄養があることと、生の酵素を取ることが最も大切なことからこの食べ方をおススメします。
また、カットするタイミングも痛むのが早くなってしまうため、食べる直前にカットしましょう。
皮の栄養素は紹介した通り逃したくないので、水でキレイに洗って丸かじりするのも良いですね☆
しかし、たくさん含まれている果糖により食べ過ぎるとカロリーが怖いので、一日一個が快適です。
アレルギーにはご注意を!!
桃にはアレルギーを引き起こす成分もあるため、赤ちゃんや小さなお子さんには注意が必要です。
お子さんに初めて食べさせる際は、加熱してからあげるようにしましょう。
また、もしアレルギー症状が出た際は、たとえ軽くてもお医者さんに診てもらうようにしてください。
昔から縁起のいい果物だった!?
桃の原産地は中国で不老不死の果物「仙果」と呼ばれていました。
日本に伝わったのは紀元前3世紀頃の弥生時代と言われています。
日本の「古事記」や「日本書紀」にも記述があり、それだけ昔から愛されてきた果物のひとつです。
中国の桃は形は少し変わっていたり、毛が多いなど今スーパーで見かける桃と少し違っていたようですが、日本に伝わった桃は自然交雑をして1899年に大久保重五郎という人が上海水蜜桃の系統の「白桃」見つけその後良質な品種が生まれていきました。
ひな祭りである3月3日が桃の節句と呼ばれるのは、桃には魔よけの効果もあるとされており、女の子の成長がより良いものになるようにと、魔よけの意味を込めてそう呼ばれるようになったのかもしれませんね。
まとめ
桃は「白桃」、「黄桃」など様々なものが販売されていて、缶詰でも簡単に手に入ります。
そして記述したように女性のキレイ・嬉しいが本当にたくさん詰まった果物です。
それがおいしく簡単に手に入るなんて!
夏が旬ですし、見かけたら一度朝ごはんに、ちょっと贅沢とキレイを足してみませんか?