オシャレなお店に行くと必ずといっていいほど、置いてあるのが…レモンの入ったお水。。
見た目にも味も爽やかですが、水にレモンをプラスするとどうなるのでしょうか?
知らないなんてもったいない!
『レモンウォーター』は最先端!!
簡単すぎ…!『レモンウォーター』の基本の作り方
レモン水の作り方はとてもシンプルで、レモンさえあれば簡単に作れます。
- 水
- レモンまたはレモン果汁
- コップ1杯(200ミリリットル)の水にレモン1/2個分をしぼる。100%濃縮還元のレモン果汁を使う場合は、コップ1杯の水に対して小さじ2ほど入れる。
- よくかきまぜて完成!
必要な材料が少なく、しかも覚えやすい分量なので毎日気軽に飲めますね。
◆水道水じゃダメ?◆
レモン水を作るときの水は、ミネラルウォーターを使うのがおすすめです。
水道水をそのまま使うと、水に含まれている塩素がビタミンCを破壊してしまいます。
ミネラルウォーターなら、水道の水と違い不純物が取り除かれており味も美味しく、栄養価も高いのでより体に良いレモン水を作れます。
また、冷たい水は飲みすぎると体や内臓が冷えてしまい、体調不良の原因になってしまいます。
冷えは、血行が悪くなり免疫力を下げ、冷え性の原因ともなるので、常温の水か白湯で作るのがおすすめです。
体内の温度と同じくらいの常温水または白湯を飲むことで、腸内の環境も良くなり代謝も促進されます。
◆ポッカレモンじゃダメ?◆
レモンがない!と言うときはポッカレモンなどの濃縮還元果汁100%のもので代用可能です。
その場合の量の目安は、コップ1杯(200ml)に対して、大さじ1杯(15ml)を混ぜて作りましょう。大さじ1でレモン1/2個のしぼり汁に相当します。
ただし、レモン果汁には香料が含まれているケースが多いです。
余計なものは極力口に入れたくないという方は、生のレモンを使うことをおすすめします。
ちなみに、生のレモンを使う際には、切る前にレモンを上から少し押しながらコロコロと転がしましょう。
そうすることで中の繊維がほぐれ、絞ったときに果汁が出やすくなります。
また、切るときは横ではなく縦にカットするほうが多くの果汁を絞れるためおすすめです。
種も落ちにくく、見た目がキレイなレモン果汁を絞れますよ。
◆ボトルで作るなら?◆
皮つきで入れる場合は、なるべく国産のレモンを使いましょう。
また、レモンウォーターは爽やかな見た目も魅力。
おすすめはガラスのボトル。
容器にもこだわるとよりおしゃれになり、気分も上がりますよ。
◆レモンは国産?無農薬?◆
輸入されたレモンは皮に防カビ剤などが塗られています。
粗塩や重曹で洗って使うこともできますが、できるなら国産の無農薬のもののほうが果汁や果肉はもちろん、皮も安全です。
レモン汁を入れる際に少し皮を擦って入れるとポリフェノールも一緒に摂取できるので、皮も安全な国産の無農薬レモンを使うことをおすすめします。
レモンウォーターを効果的に飲むポイント!
✓レモンウォーターを飲むタイミング
レモン水は朝起きてから飲むと効果的!
人は寝ている間に、夏や冬でも関係なく汗や息などでコップ1杯分の汗をかきます。
朝起きてすぐ飲むのが最も効率が良く、朝起きてから午前中はデトックスに良い時間帯と言われておりただの水を飲むよりも体に良いです。
また、レモンに含まれるリモネンは体内時計をリセットするといわれていて、目覚めの良い朝を迎えるためにもおすすめです。
夕食後に温かいレモン水を飲んで快適睡眠!
レモンに含まれるポリフェノールは血管を拡張して、クエン酸により血液がサラサラに流れやすい状態を作り、代謝が良くなります。
代謝を促進する成長ホルモンは夜寝ている間に多く分泌されるので、成長ホルモンの分泌が最も活発になる夜に合わせてレモン水を飲むと、より代謝効果がアップします。
またリモネンの働きでぐっすり眠れるようになり、ホットにすれば体も温かくなりすぐ眠れるようになります。
運動前にレモン水を飲むと脂肪燃焼効果が高まる!
レモンに含まれるクエン酸は疲労回復の効果があるので、運動前にレモン水を飲んでおくことで疲労を軽くしたり、エネルギー生産を高めたりする効果が期待されています。
エネルギー生産が高まるということは、脂肪がたくさん燃焼されることなので、運動前にレモン水を飲むことで水分補給をしながら脂肪燃焼効果を期待できます。
また食欲を抑えたり消化を促進したりする働きもあり、食べ過ぎの防止にもつながります。
✓レモンウォーターを飲むときの注意ポイント
空腹時に飲むと胃が荒れることも…
胃にほとんど何も入っていない状態で酸っぱさが強いものを飲むと、何とも言えない不快感に襲われることもあります。
レモンに含まれる酸が余計に胃粘膜を刺激してしまい、痛みを引き起こしてしまうことがあるのです。
空腹時に飲み続けると胃が荒れて逆効果になってしまうこともあるため、胃が弱い人は食事中や食後に飲むようにすると良いでしょう。
飲んだ直後に歯磨きをしないこと…
酸には、歯のエナメル質を溶かす性質があります。
そのため、レモンのように酸を多く含むものを食べた直後に歯磨きをするのはおすすめできません。
エナメル質が溶けてしまうと虫歯の原因にもなります。
酸を多く含む飲み物・食べ物全般に言えることですが、レモン水を飲んだ直後の歯磨きは避けるようにしましょう。
朝飲むと日焼けしやすくなる可能性があるかも…
柑橘類には、紫外線を吸収する物質「ソラレン」が多く含まれています。
紫外線が気になる時期や朝の時間帯など、紫外線が強い時間帯にレモン水をたくさん飲むと、シミができやすくなる可能性があります。
ソラレンは摂取後2時間後くらいから血中に乗り全身に影響が出てくるので、日差しが強い10時から14時ごろにソラレンを活性化させないことが大切です。
紫外線や日焼けが気になる人は、日中は飲まないで夜のリラックスタイムに飲むようにしましょう。
レモン+水だけで!キレイになる7つの効果とは?
①レモン=ビタミンCで間違いない!美肌効果
レモンといえばビタミンCですが、ビタミンCは日焼けなどお肌への刺激によって作られるメラニン色素をお肌に定着することを防いでくれます。
そのためビタミンCは美肌に良く、白くて透明感のあるお肌を保つための手助けをしてくれます。
さらにビタミンCには、コラーゲンを生成する成分も含まれているので、レモンウォーターを飲むことで美肌効果が期待できます。
②花粉症にも最適!免疫力アップ効果
レモンに含まれるビタミンCの抗酸化作用によって、免疫力がアップし、風邪やインフルエンザなどのウィルスの抵抗力を高めてくれます。
そしてレモンの皮にはヒスタミンを抑える働きがあると言われ、花粉症にも効果が期待できます。
③食欲を抑えてくれる!ダイエット効果
レモンには100g当たり2.8gの食物繊維が含まれています。
100g当たりで換算すればキャベツの2.5gよりも多く、レモン水を飲むことで食物繊維と水を同時に摂取でき、排便が促されて体内に溜まった毒素を排出し、デトックスしてくれる効果がありダイエットにも適しています。
またレモンに含まれるペクチンは、腸内で脂肪の栄養になる吸収をブロックしてくれて、中性脂肪を減らす作用があります。
また、同じく中性脂肪を減らすエリオシトリンという成分も含んでおり、この2つの成分がダブルで脂肪吸収を抑えてくれます。
そして、レモン独特の酸味は食欲を抑制するため、さらにダイエット効果が期待できます。
④ストレスホルモンを減少!リラックス効果
レモンの香り成分に含まれるリモネンは、気分を落ち着かせてリラックスさせてくれる効果があります。
さらにビタミンCにはストレスホルモンを軽減してくれる効果もあります。
アロマなどにレモンの香りが使われるのは、このためなんですね。
⑤毎日飲むだけ!口臭予防効果
レモンに含まれるクエン酸は、口内のバクテリアを除去し、タンパク質を分解してくれるため口臭予防や、口内炎、虫歯の予防に期待できます。
⑥脳が活性化!むくみ予防&高血圧の予防効果
レモンウォーターには、カリウムが含まれています。
カリウムには利尿作用があり余分な塩分を排出して血圧を安定させ、毒素も排出されるのでむくみ改善につながります。
さらに、カリウムはむくみ解消だけでなく、脳や神経細胞の働きをととのえ活性化してくれます。
⑦体もお肌ももう荒れない!pHバランスを整える効果
pHバランスのpHとは、水素イオン濃度指数のことを指しています。
このpHが少ないと酸性に傾き、多いとアルカリ性に傾いていることになり、0~14の数字の中で7に当たる部分が中性と呼ばれているんです。
pHバランスが乱れてしまうと、乾燥やニキビ、炎症などの肌トラブルを引き起こす原因になるといわれています。
ちなみに、体内のpHバランスが乱れてしまうと、心身に悪影響を及ぼすといわれていて、主な症状としては不眠、頭痛、疲労感、エネルギー不足、免疫力の低下、イライラなどを招いてしまうこともあるそうです。
レモンは、体内でアルカリ性に変ります。
酸性に傾きがちな体のpHバランスを整えてアルカリ性へと導いてくれます。
まとめ
話題の『レモンウォーター』。
人気のヒミツは、お手軽さ&7つの美容効果でしたね!!
毎朝1杯飲むだけで変わります!
もし、すっぱいのが苦手…飽きちゃいそう…
そんな方は、ショウガを入れたり、はちみつを入れてみたり、水を炭酸水に変えてみるのもおススメですよ!
輪切りにしたレモンを水や炭酸水と一緒にボトルに入れる作り方もあります。
作り置きや持ち運びができて、便利ですね。