常に女性の悩みの種!

それが〝毛穴〟

『毛穴レス』なんて夢のまた夢…

しかし、そんな毛穴。なくなってしまうとダメなんです!!

毛穴は毛穴でも、ひとつひとつ全然ちがう?

毛穴は毛包(もうほう)と呼ばれる皮膚付属器官の一部で、皮膚が落ち込んでできた“くぼみ”です。

皮膚のくぼみから毛を生やすため、一般的に「毛穴」と呼んでいます。

個人差はありますが、毛穴の数は全身に140万個あると言われ、生まれた時からその数が増えることはありません。

ただし、全身にある毛穴の大きさは種類によって異なります。

ug_circle 軟毛性毛包(なんもうせいもうほう)

体温を逃がさないように、細く短い産毛を生やす毛穴です。

顔や首、二の腕に多く分布する軟毛性毛包は、ほとんど目立ちません。

ug_circle 終毛性毛包(しゅうもうせいもうほう)

太く長い毛を生やす毛穴で、頭部を中心に分布しています。

頭髪だけでなく、女性は腕や脚などのムダ毛、男性はさらに髭を加えた“目立つ毛”を生やす毛穴です。

ug_circle 脂腺性毛包(しせんせいもうほう)

皮脂分泌を活発に行う毛穴で、わずかに毛が生えています(毛のない脂腺性毛包もあります)。

他の毛穴より深さがあり、大きくて目立ちやすいのが特徴です。

そもそも『毛穴』って必要なの?

毛穴の開きやたるみ、角栓づまりや黒ずみなど、毛穴にまつわる悩みは多いもの。

鏡を見て、「毛穴なんてなければいいのに!」と思ったことのありませんか?

でも、毛穴って私たちの身体になくてはならないものなんです。

〝体温調節機能〟

「毛穴の開きが気になる」という方は多いですが、毛穴は本来、開いたり閉じたりするものです。

これは、体温を調節するために人間の身体に備わっている機能です。

寒い時、身体がぎゅっと縮こまりますよね。

肌表面の毛穴もキュッと縮むことによって、熱を逃がさないように働きます。

暑い時には毛穴から汗をかいて肌表面から蒸発させることで体温が上がりすぎることを防ぎます。

このように、毛穴は開閉することによって、体温を一定に保つために役立っているのです。

〝お肌のバリア機能〟

毛穴の中には汗腺や皮脂腺があり、そこから汗や皮脂が分泌されます。

毛穴から分泌される汗と皮脂が混ざり合うことで、肌表面には皮脂膜という天然のクリームが形成されます。

皮脂膜は、肌表面からの水分蒸発を防いでお肌のうるおいを保ったり、お肌を外部の刺激から守ったりといったバリア機能を担っています。

〝毛穴のデトックス機能〟

体内の老廃物や、体外から取り込まれた農薬や重金属などの有害物質は、主に便や尿などによって体外に排出されます。

汗によるデトックス機能は便や尿と比較すると割合としては少ないのですが、金属などの体外毒素を排出するのは汗の役割です。

有害金属は水に溶けにくいため、皮脂と結びついて蓄積されやすい傾向があるため、毛穴から皮脂と汗をしっかりと出すことによって排出されるのです。

つまり、毛穴にはデトックス機能もあるというわけです。

その中でも顔の毛穴は特殊?目立ちやすくなるワケ!

想像以上に重要な役割を果たしていた毛穴。

顔の毛穴も皮脂を出し、皮脂膜を作ることで、蒸発する水分量を調整して、乾燥から守ってくれています。

さらに言えば顔は、体の中でも特殊な部位。

日常生活をしていても洋服で隠せないですし、夏でも冬でも皮膚を露出していなければならないので、ほかの部位の皮膚に比べ、もっとも毛穴の働きが発達していったと言えます。

顔の中でも、眼のまわりの毛穴は少なく、頬や鼻といった、いわゆるTゾーンには多いとされています。

眼の周りに毛穴が少ないのは、Tゾーンと同じくらい毛穴の数があると、皮脂が分泌され、皮膚が厚く重くなってしまい、まばたきや眼球を動かすときに邪魔になってしまうからなのです。

そのため、眼のまわりは毛穴が少ないので、毛穴の開きやニキビができにくい傾向にあります。

しかし、その代わりお肌の保水機能やバリア機能は低くなっていしまうので、乾燥に注意が必要です。

【毛穴】の役割がうまく果たせないと…

自分のお肌をインナードライや敏感肌だと感じている人は、毛穴の役割がうまく機能していない可能性が高いです。

原因としては、ストレスや疲労によって代謝が落ち、血行が悪くなってしまうことが挙げられます。

代謝がいいと、血行もよく皮膚の機能が正常に働きますが、ストレスがたまっていたり、忙しい日々が続くと、まず脳などに血液をまわすよう自律神経がコントロールし、お肌にまで血液が十分にまわらないことがあります。

血行が悪いと、バリア機能や角層の水分保持力が低下します。

そこで、代わりに低下した皮膚のバリア機能を助けてくれるのが毛穴の奥にある皮脂腺です。

毛穴から皮脂を分泌することで、皮膚が乾燥しないようにするのですが、これはあくまで皮膚の表面をカバーするもの。

お肌の水分量を維持する角層にしっかりと水分がないと、お肌の表面はベタベタするのに、内側は乾燥してしまう、いわゆるインナードライの状態になってしまいます。

毛穴の本来の役割は、蒸発するお肌の水分量の調整なので、角層自体に水分がしっかりないと、皮脂ばかりが増えてしまうことになります。

すると、過剰に皮脂を分泌することで角栓ができ、それが酸化して黒ずみが目立つようになったり、角層が厚くなって毛穴に皮脂がつまり、炎症を起こしてニキビにつながる可能性もあります。

毛穴のバリア機能が低下すると皮脂が多く分泌されて、ベタベタ肌に…お肌のバリア機能を高める方法とは?

毛穴を常に正常な状態にしておくためにも、お肌のバリア機能を高めておく必要があります。

そのためにも、血行をよくし、代謝を上げていく生活を心がけるのは大切です。

1、リラックスを心がける

自律神経の乱れは、血行不良につながります。

自律神経は交感神経と副交感神経によって構成されており、2つのバランスがとれていることで体のさまざまな機能をコントロールしています。

ストレスがたまると交感神経の働きばかりが活発になり、自律神経のバランスが崩れ、血行が悪くなってしまい、お肌のバリア機能が低下してしまうことに。

交感神経と副交感神経のバランスを正常にするためにも、イライラを感じた日は自分に合ったリラックス法を実践するようにしてください。

2、ビタミン、ミネラルの摂取

ストレスによって、ビタミンCやビタミンE、ビタミンB群が失われていきます。

ビタミンCやビタミンE、ビタミンB群が足りないと、血行不良につながるため、悪循環に。

外用薬や食事など体の内側から摂取するのはもちろん、基礎化粧品でもビタミンを多く含んだものを選ぶようにしてください。

ビタミンCは、皮脂の分泌をおさえお肌のバリア機能を高める効果も期待できるため、積極的に摂取してほしいです。

また、ミネラルもお肌のバリア機能を高めるために重要です。

3、十分な睡眠

睡眠時間が足りないと、お肌にいい栄養素を体の内側・外側からとっても吸収されていきません。

また、睡眠時間が足りないと、交感神経が休まらない状態になってしまいます。

6時間以上を目安に睡眠をとるようにしてください。

4、保湿をしっかり

乾燥していないつもりでも、お肌の水分量は足りていないこともあります。

しっかりと保湿をすることで、肌のバリア機能の低下を予防していきましょう。

まとめ

毛穴はなくてはならないものだと知っていただけたでしょうか?

しかし、そうはわかっていても繊細な毛穴と、なかなか共存は難しいもの…

毛穴の健康は美肌の絶対条件といっても過言ではありません。

毛穴を嫌うのではなく、毛穴が本来の役目を果たせ、目立たせないように丁寧なケアが必要ですね!

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