美容や健康にいいと言われる〝オイル〟は多くありますが、その中でも『ひまわり油』ってご存知ですか?
あんまり聞いたことないなあ…
それもそのはず!レア商品なので、普通の油売り場で目にするのは難しいかも。。
しかし、その効果は美容に健康にかなりマルチだった!!
実はスーパーオイル?『ひまわり油』とは?
ひまわり油というは、皆さんもご存知の夏に黄色い花が咲くひまわりの種子を絞って取れた食用油のことを言います。
抽出方法には圧搾法を用いています。
食用ではありますが、美容や健康にいいとされ、今話題の油です。
日本ではそれほど広く知られていませんが、一部の東南アジアや、欧米の方では「サンフラワーオイル」として市場に出回っています。
今では、えごま油やオリーブ油、ひまわり油など健康や美容に効能・効果をもたらす油の種類も豊富に出回っていて、〝油〟に対するイメージもどんどん良くなってきていますよね。
その中でも人気を集めるひまわり油にはどのような効能があるのでしょうか?
ひまわり油の6つの美容&健康効果
ひまわり油には、美容や健康によいとされる栄養素がたくさん含まれています。
栄養素として代表的なものは、必須脂肪酸とされているオレイン酸やリノール酸や、ビタミン類(A、D、E)、他にミネラル類も含まれています。
1. アンチエイジング効果
スーパーオイルと呼ばれているものは「ビタミンE」が豊富に含まれています。
その中でもひまわり油のビタミンEの含有量はトップクラス。
ビタミンEは細胞が酸化するのを防いでくれます。
それによりに細胞の老化を防ぎ、血流を改善しお肌の隅々まで血液を届けてくれますので、新陳代謝も活発になります。
だから若々しいお肌を保つことできるのです。
2. 保湿効果
ひまわり油は硬くなってしまったお肌にうるおいを与えます。
お肌がカサカサしてかゆくなる人や乾燥肌の方、肌荒れの予防やケアにおすすめです。
3. 便秘の改善
食用のひまわり油には、腸の活動を活性化する効果があるので、便秘の改善が期待できます。
普段から便秘がちで困っている方におすすめです。
4. コレステロール低下
ヒマワリ油には、コレステロール値を下げる効果があります。
これはヒマワリ油の中にもっとも多く含まれている必須脂肪酸のリノール酸にコレステロール値を下げる効果があるためです。
しかし、このリノール酸の過剰摂取は悪玉コレステロールのみならず善玉コレステロールまで減らしてしまいます。
そのため、ヒマワリ油は適度に摂取することが大切です。
近年では、善玉コレステロールを減らすことなく、悪玉コレステロールを減らすとされるオレイン酸を高含有したヒマワリ油も出回っています。
5. 髪の毛の潤い効果
ひまわり油(サンフラワーオイル)を髪の毛に使うと、髪の毛に潤いを与えることができます。
それは髪や頭皮の保護に良い効果のあるリノール酸やオレイン酸を多く含んでいるためです。
そして乾燥によるダメージを回復してくれます。
また、潤いを与えると同時に、切れ毛や枝毛といった髪のトラブルにも効果があります。
6. 抗炎症作用
ひまわり油には、抗炎症作用があります。
ですから、打ち身などをした時のケアにも効き目があります。
◆ヒマワリ油はこんな方におすすめ◆
○老化を防ぎたい
○コレステロール値が気になる
○新陳代謝を活発にしたい
○肥満を防ぎたい
○生活習慣病を予防したい
○血圧が高い
○糖尿病を予防したい
○血流を改善したい
ひまわり油のマルチな使い道とは?
マッサージ
ひまわり油を皮膚に塗布することで、やわらかい質感でしっとりとしたお肌になることができるでしょう。
さらに塗った後にマッサージをすると、血行が促進して、代謝がアップします。
リンパの流れが改善し、疲労軽減といった効果があるでしょう。
マッサージクリームのような役割を果たすということになります。
メイク落とし
メイク落としのクレンジングとして、ひまわり油を使うこともできます。
元々お肌をやわらかくして潤いを与える効果があるため、化粧を落とした後にとてもしっとり感が感じられます。
髪とお肌の保湿
皮膚にもよい効果がありますが、髪に使っても同じようによい効果が期待できます。
ひまわり油は体全体に潤いを与えてくれることになります。
さらに髪にただ潤いを与えるだけでなく、普段からツヤがある髪になるような導きをしてくれます。
ひまわり油は、大人の肌にはもちろん良く合いますが、デリケートな赤ちゃんの肌にも使うことができます。
赤ちゃんの皮膚を保護して、乾燥を防いでくれます。
食用
ひまわり油には、食用のものがあります。
オイルのふたを開けるとほのかなナッツのような香りがします。
お料理やおやつに使うときは、小さじ一杯入れてみてください。
食用として使うために購入する場合には、高オレイン酸のものを選びましょう。
オレイン酸が豊富に含まれたひまわり油は、酸化安定性がとても優れているので熱に強いという特徴があります。
ですから加熱調理に使うならオレイン酸が含まれているものにするとよいでしょう。
ひまわり油は無臭のため、基本的にどんな料理にも合います。
そして熱に強い性質のため、揚げもの調理に使っても効果が薄れることはありません。
他にもドレッシングに使って、サラダにかけたりすると効率よくひまわり油を摂取できます。
まずはチェック!『ひまわり油』を使うときの注意ポイントとは?
ひまわり油はとても体によいものですが、どんな体によいものでも摂取方法を間違えると、体に悪いことも起こってしまいますので、きちんと注意点を守って使用することが大切です。
まずは、食用の場合は、最初は少しづつ使いましょう。
ひまわり油は、とても体によいものですが、過剰摂取をせず摂取量は適量を使用しましょう。
また、お肌に塗布する時は、必ずパッチテストを事前に行いましょう。
パッチテストをすることで、自分のお肌に合って、異常なく使えるかが分かるからです。
また保存方法が悪いと酸化してしまい、品質の低下が進んでしまうので、保存する時は冷暗所などに保存して、フタをしっかり閉めて密閉して、保存するようにしましょう。
まとめ
ひまわり油はオレイン酸やビタミンEが豊富に含まれており、サラダ油などの他の食用油と比べても健康にいいとされています。
まだまだあまり知られていない『ひまわり油』ですが、その効果はお墨付き!
スーパーなどで見つけたら、ラッキー!一度試してみるのはどうでしょうか?