『プロテオグリカン』。
聞きなれない名前ですが、その効能は美容業界では知らない人はいないほど!
なんと、あの【ヒアルロン酸】よりも優れているとか…
一日でも早く使いたい!
『美肌スイッチ』ともいわれる、プロテオグリカンの魅力とは?
驚異の美容成分!プロテオグリカンとは?
「プロテオグリカン」とは、タンパク質に糖が結合した糖タンパク質の一種です。
「プロテオグリカン」の「プロテオ」とはプロテイン(protein)、つまりタンパク質を意味し、「グリカン」は多糖類を意味します。
プロテオグリカンは、動物の皮膚や軟骨に豊富に存在していて、保水性に優れているため、皮膚に、ハリや弾力、潤いを与える役割を担っています。
そして、軟骨では、緩衝作用により関節の動きを助けます。
現在、化粧品、健康食品、医薬品の原料として使用されています。
コラーゲンとヒアルロン酸、プロテオグリカンの違い
よく、コラーゲンとヒアルロン酸をイコールで考えている方が多いですが、そもそも、コラーゲンは、たんぱく質から成り、ヒアルロン酸はムコ多糖類の一種で、異なる成分から成り立っています。
プロテオグリカンは糖たんぱく質から成っています。
肌に関して簡単に言えば、コラーゲンは肌の弾力をつくる働き。
ヒアルロン酸は肌の潤い、保湿などを行う働き。
プロテオグリカンは、コラーゲン、ヒアルロン酸などの生成を促したり、お互いの効果をしっかり発揮させる役割があるとされています。
コレ全部!?プロテオグリカンの4つの美容効果
◆高い保湿力
ヒアルロン酸は高い保湿力があることでよく知られていますが、プロテオグリカンはヒアルロン酸の保水力の1.3倍もの力を持っているといわれています。
べたつきが少なく、サラッとしたテクスチャが特徴です。
ヒアルロン酸よりも分子量が小さいため、浸透率が高く、時間が経過しても乾燥しにくいメリットもあります。
プロテオグリカンは、乾燥肌やエイジングケアなどに適した成分です。
◆ヒアルロン酸・コラーゲン生成促進効果
プロテオグリカンには、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促す効果もあります。
このため、シミのもとになるメラニンの生成を抑える効果や、色素沈着の予防・改善が期待できます。
◆ターンオーバーを整える
肌の細胞を成長させて増やす因子EGFは、ターンオーバーを正常に整える役割などを担っている因子です。
このEGFは、年齢とともに減少します。
20代後半から急激に減少し始め、70代では20代の1/6にまで減少すると報告されています。
こうしたEGFの減少は細胞の再生能を低下させ、ターンオーバーを遅らせて肌老化の原因となります。
プロテオグリカンにはターンオーバーのペースを整えるなど、EGFに似た働きをする力が備わっており、その機能をEGF様効果と呼びます。
◆アンチエイジング効果
プロテオグリカンには肌の保湿やハリ、正常なターンオーバーを保つこと以外に、抗酸化作用もあります。
老化の原因ともいわれているのが活性酸素です。
活性酸素が増えすぎると、体内がさびた状態になり老化します。
プロテオグリカンは、老化の一因である活性酸素の発生を抑制する抗酸化作用を持ち合わせているのです。
◆シミの生成抑制効果
B16メラノーマ細胞を用いた研究により、プロテオグリカンがメラニン生成を抑制することが発見されました。
メラニン生成を妨げることで紫外線による肌ダメージを減少させることが期待できます。
◆お肌の炎症抑制
プロテオグリカンは肌にあるサイトカインというタンパク質の働きを促します。
このサイトカインは炎症を起こす細胞を抑制する作用があるので、プロテオグリカンによって赤ら顔などの改善が期待できますよ。
また、シミ・しわ・たるみなどの肌トラブルは炎症を起こす細胞によって加速することがあるため、プロテオグリカンでサイトカインの働きを助けることで、これらの肌トラブルの予防にも効果的です。
その他にも体に嬉しい成分がいっぱい!
- 関節のクッション機能をサポートする
- )抗炎症作用
- 生活習慣病のリスク対策
どう違う?プロテオグリカンの選び方
原液タイプか配合タイプか?
プロテオグリカン原液は、水とプロテオグリカンと防腐剤のみ配合された濃度の高い化粧品です。
プロテオグリカン配合化粧品よりも濃度が高い分、価格も高いことがデメリット。
ですが、プロテオグリカンの効果をより強く感じたいという方には原液がおすすめです。
プロテオグリカンの他にも多数の成分が入っている化粧品は、プロテオグリカン配合化粧品と呼ばれます。
プロテオグリカンは化粧水からクレンジングまでさまざまな商品に配合されており、原液に比べて価格が安いので、手軽にプロテオグリカンを試してみたいという方におすすめ。
プロテオグリカン配合化粧品選びのポイント
出典:amazon.co.jp
多くのプロテオグリカン配合化粧品があるなかで、どれを選べばいいか悩んじゃいますよね。
プロテオグリカン配合の化粧品を選ぶ際のポイントとは?
①「水」が配合されている
水とプロテオグリカンが一緒に配合されているものを選ぶのが第一のポイントです。
水とプロテオグリカンは相性がよく、一緒に合わさることで肌に馴染みやすく、浸透性に優れるというメリットがあります。
②非加熱で製造されている
プロテオグリカンはたんぱく質の一種です。
たんぱく質は熱が加わることにより、性質が変化し効果が薄れてしまいます。
そのため、非加熱で製造されているかどうかもきちんとチェックして選びましょう。
③なるべく添加物の少ないものを選ぶ
配合タイプは原液タイプに比べてさまざまな美容成分が豊富に含まれていることがメリットですが、プロテオグリカン以外の美容成分の種類が多いほど、ひとつひとつの成分量が少なくなり、得たい効果が薄れてしまう可能性があります。
プロテオグリカンの効果をより得たい方は、なるべく美容成分が厳選されたシンプルな配合化粧品を選ぶと良いでしょう。
【原液タイプ&配合タイプ】おすすめ商品!
【原液タイプ】
KISOプロテオグリカン原液
出典:amazon.co.jp
国産の鮭から抽出されたプロテオグリカンを使用した原液です。
10mlで1,480円と高価格ですが、1回の使用量が1~2滴なのでコストパフォーマンス抜群。
パラベン・合成香料・合成着色料・石油系界面活性剤・石油系アルコール・シリコン・ミネラルオイル・紫外線吸収剤が全て無添加で安全に作られています
。水・BG・プロテオグリカンのみで作られているので高濃度。
またあおもりブランドのプロテオグリカンを使用しているため品質も高くとてもおすすめの商品です。
【配合タイプ】
出典:amazon.co.jp
プロテオグリカンの他に3種類のセラミドを配合した「リッチセラミド」が使用されており、口コミランキングで1位を獲得したこともある実力派のオールインワンゲルです。
「ふるさと元気プロジェクト」に参加している商品で、有機栽培の温州みかんや無農薬のグリーンレモンなどオーガニックにこだわった化粧品。
更に石油系界面活性剤やシリコン、アルコールなど添加物を配合せず無添加処方となっています。
オーガニックにこだわりのある方におススメです。
まとめ
今とても注目され、期待されている成分『プロテオグリカン』。
これからどんどんプロテオグリカンの美容アイテムが増えていきます!
一足先に取り入れて、美肌を自慢しちゃいましょう!!