女性のキレイはすべて『美肌ホルモン』にかかってる!
心のバランスもお肌の調子も整えてくれる、美肌ホルモン。
その正体は…
『エストロゲン』!
美人の秘訣はホルモンです。
ホルモンを制したものがキレイを手に入れられます!!
美肌ホルモン=エストロゲンって?
100種以上もあるホルモンの中で、美容(肌状態の変化)と関わりがあるホルモンのひとつ「女性ホルモン」。
女性ホルモンとは、2種のホルモンの総称で「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」を指します。
これらは、一定の周期(約28日)で絶妙なバランスを保ちながら分泌されます。
それにより、美肌や女性らしい体をつくり、さらに妊娠や出産、月経周期など、女性の体のリズムをコントロールしています。
また、「エストロゲン」は、“美肌ホルモン”ともいわれ、美肌づくりとも関係があります。
エストロゲンの分泌量は、年齢によって変化し、30歳をピークに徐々に低下し、40代後半ころから分泌量が急速に減少することが分かっています。
そして、それが様々な更年期障害の原因やお肌トラブルの原因といわれています。
エストロゲンの主な効果
【肌】コラーゲンの生成を促して、ハリのある肌を育む
【髪】コラーゲンを増やし、髪の健やかな成長を促す
【脳】脳の働きを活性化させる
【バスト】皮下脂肪を増やして、丸みのあるきれいなバストを育む
【心】自律神経のバランスを整えて、心を穏やかにする
エストロゲンを増やす方法ってあるの?
①食生活
食生活は体作りの基本!とは言っても、なかなか毎日続けるのは大変…
そんな女性たちの忙しい合間にも、ホルモンバランスを整えてくれるお助け食材を覚えておきましょう。
また、自分の体調に合わせた食材を取り入れると、より効果的ですよ!
月経~排卵前
肉や魚、卵、納豆、豆腐などに多く含まれるたんぱく質は、女性ホルモンの材料にもなっています。
この期間に限らず、日頃からしっかりたんぱく質を補給しましょう。
また、月経中は月経痛や血行不良による冷えに悩む女性が増えます。
体を温め血行を良くする生姜や、月経時の痛みを緩和するEPAが豊富な青魚などを摂り、冷えと痛みを和らげ予防しましょう。
排卵~月経前には、鉄や食物繊維を摂ろう
ひじきやレバー、小松菜、煮干しなどに多く含まれる鉄や、カルシウム、マグネシウムなどは、血液や子宮内膜に不可欠な成分です。
女性は毎月月経があるため、常に食事からこれらの栄養素を摂っておくことが必要ですが、この時期はより意識して摂ることをおすすめします。
また、この時期は黄体ホルモンの影響で、むくみや便秘に悩む女性が増えます。
そのため、腸の動きを活発にする食物繊維や発酵食品を摂ってデトックスも意識しましょう。
②運動
運動も女性ホルモンのバランスを整えるのに効果的。
筋肉から分泌される成分がエストロゲンに代謝変換されます。
つまり筋肉量が増えるとエストロゲンと同様の効果が期待できる、ということ。
スクワット
筋肉量を増やすために簡単にできるストレッチとして、ゆっくり行うスクワットがあげられます。
腰を下ろす際に息を吸い、膝を伸ばす際には息を吐くことで、自律神経のバランスが整い、より効果的に筋肉を伸ばすことが出来ます。
足上げ運動
仰向けに寝転がり、そろえて伸ばした両足をどんどん上にあげていく運動。
ここでもスクワット同様に深く息を吸って吐きます。
女性ホルモンの調整には下半身の筋肉を増やすことが効果的であると考えられているため、このほかにもヒップアップやランニングなど、下半身の筋肉を重点的に鍛えてみるとよいでしょう。
ついで運動
まとまった時間をとることが難しい方は、日常のちょっとした工夫で筋肉量をアップしましょう。
例えば、エレベーターを階段にしてみる、座り仕事の際に美しい姿勢をキープする、料理や掃除の合間に伸びをしてみるなど。
少しの運動でも女性ホルモンを適量分泌する手助けとなるのです。
③睡眠
睡眠不足や睡眠の質が低下すると、自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こすこととなります。
また、ホルモンによって睡眠には変化が起きます。
「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」は、それぞれ眠気に抑制と促進の効果を及ぼすのだそうです。
それを知った上で、自分に適した睡眠をとり、ホルモンバランスを整える睡眠習慣を心掛けましょう。
④深呼吸
ストレスを感じると、自律神経と関係のある様々なホルモンが乱れます。
そこで深呼吸がオススメ。
深呼吸には自律神経を整える作用があるので、乱れた自律神経を整え、しかも、道具もいらずで簡単です。
鼻からゆっくりと息を吸って、鼻からゆっくりはきます。
この時できるだけ、お腹に力を入れて腹式呼吸を心がけ、これを10回。
より長い深呼吸が効果的なので、慣れてきたら、なるべく長く呼吸できるようにしてみましょう。
エストロゲンとお肌の関係とは?
“美肌ホルモン”である「エストロゲン」は、妊娠を準備するホルモンなので、異性を呼び寄せようと、女性の体や肌、髪を美しく魅力的に見せてくれる力があるといわれています。
また、「エストロゲン」には、皮下脂肪を増やす働きがあり、この作用で肌にハリと弾力がでます。
そして、体内に水を溜め込む働きがあるので、肌のうるおいがアップし、血管拡張作用により肌色も良くしてくれるのです、
さらに、抗酸化作用があり肌を錆びつかせる原因、活性酸素やフリーラジカルを抑制してくれるので、アンチエイジングの強い味方なのです。
エストロゲンの美容効果
- 皮脂腺の分泌を減少させる
- キメを細かくして、毛穴を目立たなくする
- ニキビ、シミ、しわ、皮下脂肪によるたるみなどを防ぐ
- 毛細血管を拡張して、血流を円滑にし、皮膚の新陳代謝を正常に行い、肌を明るくする
- 髭の発育を抑え、産毛の発育を促す
まとめ
女性ホルモンを整えると、自然に美肌ホルモンも分泌されるんですね。
まさに、一石二鳥!
どんなに高級な化粧品でも、内から作られるものにはかないません!!
自分を大切にして、にじみ出てくる女性らしさを磨いていきましょう。