毛穴のブツブツ角栓や黒ずみ…
毛穴パックでごっそり取れると、すっきり気持ちいいですよね!
でも、毛穴パックってマイナスなイメージありませんか?
「毛穴が開いたままになりそう…」「お肌へのダメージが強そう…」などなど。
そのイメージは本当なのでしょうか?
最近さらに進化した、『毛穴パック』の新常識とは?
あなたの好みは?毛穴パックの種類
【シートタイプ】
出典:amazon.co.jp
シート状の粘着成分に水分を含ませて気になる部分に張りつけ、毛穴の汚れをはがし取るタイプの1番メジャーな毛穴パックです。
鼻に直接貼って乾燥させてから剥がすため、高い吸着力が期待でき、鼻の黒ずみや角栓などをしっかりと剥がして取り除くことができることがメリットです。
ごっそりと角栓が取れるので、その効果に驚く人も多く、鼻だけでなく眉間やアゴなどに張りやすい形状のものもあってとても人気です。
角栓がごっそり取れるので気持ちよく感じますが、その分粘着力も強力なので、肌に必要な角質も取ることになってしまい、ダメージ肌につながりやすいのがデメリットです。
【クリームタイプ】
クリームタイプは成分によって作用が違うので、しっとりさせたい場合やツヤやハリを与えたい場合など、使い分けることによってテクスチャのバリエーションや香りを楽しむことができるのがポイント。
はちみつやシュガータイプ、ソルトタイプなどさまざまな種類のあるクリームタイプは、自分の肌にあえば続けて使用することができます。
【クレイタイプ】
泥を主成分にしたパックで、泥の吸着する性質が、毛穴の汚れを泥の力で浮き上がらせて排出するので全身の気になる部分に使えます。
はがすタイプよりも刺激は少ないですが泥の持つ洗浄力が大きいため、肌に必要な油分も取り去りやすいので、使用後の保湿ケアはしっかりおこないましょう。
毛穴パックってホントにダメ?その新常識!
毛穴が広がるってホント?
多くの方が気にしているのが、「毛穴パックをしたら毛穴が広がってしまう」ということでしょう。
でも実は、毛穴に詰まった角栓を取り除いても、毛穴はもともとの大きさに戻るだけで、毛穴パックをしたからといって毛穴が広がることはありません。
今まで詰まっていた角栓がとれるため、ぱっかりと穴が開いて、大きく見えることもありますが、実際には毛穴サイズはパック直前と変わらないんですね。
逆に、角栓によって押し広げられてサイズアップしていた毛穴が、角栓が取り除かれることで本来のサイズに戻るため、継続して使用することで本来の毛穴サイズを保てるといえます。
また、1回では取り切れなかった角栓が、繰り返すことでオフでき、目立ちにくくもなります。
お肌へのダメージは?
角栓は組織からは離れた後の状態なので、弱い力でもスポッととれやすくなっています。
角栓をシートに含まれるポリマーでつまんで取り除くのでくので負担は思っているよりも少なく、必要な角層を取り除くことなく、角栓だけをスポッととることができます。
しかし!正しい方法で使わないと逆効果!
◆毛穴パックの正しい使用方法とは?
①まずは洗顔。余分な脂を取り除く
肌の上に皮脂がついていると、水を弾いてしまい、パックを均一につけられないので、メイクをしている場合はクレンジングも行い、まっさらな肌にしましょう。
お風呂上がりの場合は、ほてりや汗が引いてから使用しましょう。
②顔と手をやさしく拭いて、水気をオフ
洗顔後でも、化粧水や乳液などをつけずに、まっさらな肌なままパックを使います。
③鼻をたっぷりとまんべんなく水で濡らす
乾いた手で毛穴パックを取りだして、準備をしてから、鼻を水で濡らします。
霧吹きやミストを利用するのもオススメ。
空気を押し出すように、パックをぴったり密着させます。
④パックと鼻に隙間がないように密着
再度、手を拭き、毛穴パックのつるつる面を肌にはり、切れ込みを開きながら、鼻の凹凸にピタッとフィットさせます。
⑤そのままパックが乾くまで待つ
夏:約10~15分、春・秋・冬:約5~10分
パックに触れて乾いていればOK。
カピカピに硬くなった場合は乾きすぎ! 乾いてはいるけどしなやかさもあるぐらいが正解です。
もしも、カピカピになってしまったら、そのままはがさずに一度、霧吹きやミストで吹きかけて、やわらかくしてからはがしましょう。
または、両手で口元を覆い、呼気に含まれる水分でじんわりと湿らすのもオススメ!
⑥両サイドから少~しずつゆっくりゆっくりはがす
片側から一気にバッとはがしがちですが、それは絶対にダメ。
十分に角栓が取れなかったり、お肌を気づ浸けてしまう可能性大があります。
両サイド、鼻に対して同じ角度になるように端から少しずつはがすのが、効果アップのコツです。
もし痛みを感じたら、⑤の方法で湿らせてからゆっくりとはがしましょう。
⑦はがした後は化粧水や乳液でしっかりと保湿
いつもの化粧水や乳液でOK。
たっぷりとていねいになじませて、乾燥を防ぐことが、毛穴の目立たない肌づくりに繋がります。
◆毛穴トラブルの種類によっては効果が期待できない?◆
毛穴トラブルには、角栓が詰まってできる「黒ずみ毛穴」、メラニンが溜まってできる「メラニン毛穴」、加齢などの影響でできる「たるみ毛穴」など、いくつかの種類があります。
注意が必要なのは、毛穴パックは毛穴トラブルの種類によっては効果が期待できないということ。
毛穴パックによって、改善が期待できるものは…
・鼻にポツポツとした角栓がある
・肌のざらざらが気になる
・ニキビなどの肌トラブルが発生しやすい
・毛穴を押すと、角栓が出てくる
といった毛穴悩みです。
自分がどれに当てはまるか、知るのも大切ですね。
コスパ最強!おススメの毛穴パック
【シートタイプのおススメ】
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薬用炭を配合して、炭の力を使ってしっかりと黒ずみや角栓を吸着してくれます。
黒いパックはとれた角栓がわかりやすく、満足感が高まります。
またビタミンE誘導体が配合されているため、ケアした後の肌のひきしめなどもばっちりです。
同じシリーズで白いタイプもあるので、好みで使い分けてもいいですね。
【クリームタイプのおススメ】
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重曹パワーが角栓や汚れを柔らかくし、溶かしてくれる小鼻用クリームパック。
配合された「吸引石」が柔らかくなった角栓を一気に吸い込み、毛穴の奥からすっきりさせてくれます。
「吸引石」とは、石川県と富山県の県境にある医王山でしか採取できない貴重な鉱物で、石の表面にある無数の穴が、 角栓などの油性汚れをしっかり吸着。
炭以上の強力な吸着性があり、毛穴ケアにまさにうってつけなのだとか。
【クレイタイプのおススメ】
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モロッコ産のガスールとレッドクレイという2種類の泥の力で、頑固な鼻の黒ずみを除去してくれるパックです。
こちらはさらに紅岩塩スクラブも配合しているため、角質などにも働きかけてくれます。
肌にのばして5分ほどで皮脂がパックに浮き上がってくるので、後は洗い流すだけ。
密着度がとても高いため、毛穴の中にしっかりと入りこんで黒ずみを浮き上がらせてくれますよ。
肌を労わるハチミツやローヤルゼリーエキスなどの成分も配合されているため、パック後のケアも安心ですね。
まとめ
毛穴パックのマイナスイメージのせいで、使いたくても手が出せなかった人も多いのではないでしょうか?
今回、「毛穴は広がらない」「お肌への負担も少ない」
ということがわかったら、ぜひ試してみたいですよね?
しかし、あくまでも用法や頻度を守って、丁寧にケアした場合に安全だということなので、毛穴パックを行うときは十分にお肌を気にかけてあげましょう!