『納豆』といえば和食の定番ですよね。
健康に良いとされていて、昔から変わらず愛されてきた納豆ですが、実は美容効果も抜群のスーパーフード!
しかし、何気なく食べてしまっているとせっかくの効果が半減してしまうんです。。
そう!『納豆』には、効果的な食べ方と食べるタイミングがあるんです!
納豆はちょっと苦手…そんなかたもきっと食べてみたくなると思いますよ!
納豆の正体とは?
納豆とは、煮た大豆を納豆菌で発酵させた食品です。
現在では当たり前のように食卓に並ぶ納豆ですが、歴史をたどると、納豆が誕生したときは藁包みだったといわれています。
煮た大豆を、食べきれないからなどの理由で藁に包んで置いておいたら、数日後に自然発酵をして、糸を引き始め、それがおいしかったから広まっていった、というのが発祥のエピソードとしてあります。
納豆菌は100℃の熱湯でも生き残るほど熱に強く、胃酸にも強いため、生きたまま腸まで届きます。
発酵食品の菌は、熱や胃酸に弱いものが多い中、納豆は熱にも胃酸にも強い、これが発酵食品としての納豆の特徴です。
ひきわり納豆と粒納豆の違いは?
スーパーに並ぶ納豆は大きく2種類あり、粒納豆とひきわり納豆です。
実は、種類によって栄養価が異なるのです。
■ひきわり納豆・・・大豆の皮を取り除き、細かく砕いてから発酵させるため納豆菌が付着する面積が多く、粒納豆よりうまみが多い。また、ビタミンKは粒納豆の1.5倍含まれる。
■粒納豆・・・「大粒/中粒/小粒/極小粒」など、粒の大きさがさまざまある。大豆の皮がついたまま発酵させるので食物繊維が多く、ひきわり納豆の製造過程で溶けだしてしまうミネラル類も含んでいる。
納豆の5大美容効果
①『顔のたるみやシワの原因糖化を防ぐ』
糖化とは、体を構成するたんぱく質と、余分な糖分が結びつくことで起こります。
血糖値が高い状態だと、糖化はさらに進行して、異常たんぱく質と呼ばれているAGEsが作られてしまいます。
AGEsはコラーゲンやエラスチンなど、美肌に必要なたんぱく質を標的にして、代謝機能を失わせます。
そのため、コラーゲン生成などが正常に行われなくなり、肌にはハリがなくなるばかりか、シワも悪化、くすみが現れてくるのです。
その女性の大敵!糖化を防ぐのに、AGEs吸着して排出する働きがある食べ物が、ネバネバ食材と言われています。
一言でネバネバ食品と言っても、納豆以外にも山芋や海草など、いろいろな食品がありますが、中でも納豆は、日本人の主食であるご飯にもピッタリですよね。
ご飯を単品で食べると血糖値を急上昇させてしまいますが、一緒に納豆を食べることで、血糖値の上昇が緩やかになります。
②『ポリアミンでアンチエイジング』
納豆の「ポリアミン」という成分は、肌のハリをよくし、動脈硬化を防ぐなど、アンチエイジングに効果があります。
また、納豆には、消化によいタンパク質、アミノ酸、豊富なビタミンB群が含まれます。
これらは、肌や髪を作る栄養素なので、あらゆる美容への効果も期待できます。
③『イソフラボンで女性ホルモンを整える』
女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きを持ち、ホルモンバランスを整える効果があるといわれています。
イライラ、不安などの精神的なトラブルもイソフラボンを摂取すると軽減するとされています。
また、ストレスが軽減されるとお肌の調子も整ってきます。
④『ビタミンB2で毛穴トラブルの改善』
皮脂のコントロールに欠かせないビタミンB2。
不足すると、皮脂のバランスが崩れやすくなり、ニキビ、シミ、肌荒れなどのトラブルを引き起こします。
また皮脂の過剰分泌で毛穴が開いたり黒ずんでしまうのも、ビタミンB2不足の証拠です。
現代人はビタミンB2が不足しやすいといわれているので、納豆で手軽に取り入れたいですね。
⑤『食物繊維で新陳代謝アップ』
納豆は、水溶性と不溶性の2種類の食物繊維がたっぷり含まれる貴重な食品。
どちらの食物繊維も、腸内にいる善玉菌のエサとなって腸内環境を整えるのに役立ちます。
また、不溶性食物繊維は腸を刺激することにより排便を促すため、便秘対策に効果的です。
老廃物を流して巡りがよくなり、新陳代謝がアップしやすくなるのでダイエット効果だけではなく、美肌効果も期待できます。
納豆の効果を上げる!食べるタイミング
納豆のネバネバに含まれるナットウキナーゼという酵素は、食後10~12時間働くので、寝ている間の血流が滞りやすい夜に食べるのがおすすめです。
それから、人は睡眠中に成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンが分泌されると美肌を作るのをサポートしてくれます。
納豆に含まれるアルギニンはその分泌を助けるといわれているので、やはり夜に納豆を食べることは理にかなっているのです。
納豆の効果的な食べ方
アツアツご飯で食べない
血液サラサラ効果などで知られるナットウキナーゼは、熱に弱い性質があります。
そのため熱いご飯にのせて食べると、成分が壊れる可能性があります。
他にも、栄養素の代謝などに関わるビタミンB群も熱に弱いため、アツアツご飯は禁物なんです。
これらの成分をしっかり摂りたい場合は、少し冷ましたご飯で食べるようにしましょう。
卵黄と食べると効果アップ
納豆に卵黄を加えて混ぜると、コクが増してまろやかな味わいになります。
卵黄は栄養価が高く、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ミネラルではリン、鉄、亜鉛、セレンなどをプラスすることができます。
納豆が苦手な人におすすめサプリ
ディアナチュラスタイル EPA×DHA +ナットウキナーゼ 240粒 (60日分)
不足がちな必須脂肪酸であるEPAやを簡単に補給できるので、ダイエットしている人にもおすすめ。EPA、DHAにナットウキナーゼとビタミンEも一緒に摂れるので、忙しい毎日で偏った食事をしている人の救世主になるのではないでしょうか。
1日目安量(2粒) 約30日分。ナットウキナーゼ含有納豆菌培養エキスは、納豆臭を取り除いてサラサラに精製した成分だから納豆が苦手な人でも無理なく続けられます。
まとめ
健康食品の【納豆】ですが、女性にも嬉しい美容成分がたくさんなんですね!
食べ方や食べるタイミングを実践してみると、今までには感じられなかった効果が実感できるかもしれません。。
身体の中からキレイになってお肌もキレイになっちゃいましょう!!