とどまるところを知らないパクチーブーム!
パクチー専門店や新商品が次々と登場していますよね。
しかし、パクチーは好き嫌いがはっきりと分かれる食材。。
実は苦手。という方も多いのではないでしょうか?
香味野菜としてだけの使い道ではもったいない!
香りは独特ですが、美肌効果はお墨付きです。
パクチーとは?
パクチーはセリ科の一年草です。
独特の強い香りを放つパクチーは、好き嫌いが非常に大きく分かれる食品。
好む人は山盛りにして食べたいほどですし、苦手な人はほんの少し香りがしただけでもダメなようです。
果実や葉を乾燥させ、香辛料として使うものを「コリアンダー」と呼びます。
一方、タイ料理などのエスニック系に生で入れる葉っぱを「パクチー」と呼んでいます。
つまり、コリアンダーとパクチーは同じ植物なんです。
ちなみに、中国では「シャンツァイ」と呼ばれています。
パクチーのデトックス効果のヒミツ
パクチーが美容効果として注目される理由の一つに高いデトックス効果があります。
パクチーは体内に溜まった水銀や鉛などの有害金属を体の外に排出する「キレート作用」という働きがあります。
現代生活では食品添加物やシャンプー、排気ガス、農薬などたくさんの有害物質が存在し、これらを排出しきることはなかなか難しいと考えられていますが、パクチーはこうした有害物質の排出機能に優れていると言われているのです。
日々身体に有害物質を溜めこんでしまっていると、血行やリンパの流れが悪くなり、だるさや疲労感が抜けず、代謝も悪くなりがちです。
そのためニキビやくすみ、クマといった、肌ドラブルなどが起きやすくなってしまいます。
パクチーのデトックス効果は美容のためにも必要不可欠ですね。
その他の驚きの3つの効果
豊富なビタミンで美肌効果
ビタミンc…パクチーに多く含まれるビタミンcですが、この成分の活躍によってコラーゲンが生成されやすくなるため、皮膚は健康に保たれるため、結果的にハリやツヤのある健康的で美しい肌が保たれることになるのです。
また、ビタミンCには抗酸化作用があり、活性酸素から肌を守ることで、シミや肌の著しい老化を防ぐこともできます。
ビタミンE…ビタミンC同様に抗酸化作用があり、酸化防止に役立つビタミンE。
免疫機能を高める働きがあり、体内に侵入する細菌やウイルスといった有害なものを撃退するのに役立ちます。
βカロテン…βカロテンには活性酸素の発生を抑制し、取り除く働きを持っています。
つまり、メラニンが活性酸素からダメージを受けるのを防ぎ、シミの発生を抑えたり、肌のみずみずしさを奪われ、ハリが失われたりするのを防ぐ効果があります。
アンチエイジング効果
パクチーには、体内に活性酸素が増えるの抑えてくれる効果があります。
体内に活性酸素が増えると、
- シミやしわ
- 動脈硬化
- がん
- 糖尿病
などの原因なになると言われています。
年齢とともに活性酸素を防ぐ機能が低下していきます。
パクチーは活性酸素を防ぐ抗酸化作用に非常に優れた野菜です。
そのパワーは大豆の10倍とも言われています。
女性ホルモンのバランスを整える
あの強い独特の香りが、実は体に良い作用をもたらしてくれます。
パクチーには、ゲラニオール、ボルネオール、リナロールという香り成分が含まれています。
ゲラニオールはパクチーのほかにバラの香り成分でもあり、抗菌作用や消化促進作用のほか、女性ホルモンのバランスを整える効果があります。
ボルネオール、リナロールは共に、鎮静・鎮痛作用、抗炎症作用がある成分です。
効果を最大限に生かす食べ方
パクチーは加熱するとビタミンCが減ってしまいます。そのため、ビタミンCを損なうことなく摂取するためには、生で食べたほうがいいのです。
また、油と合わせることでβカロテンの吸収を高めてくれるので、サラダに混ぜ、オイル入りドレッシングで食べると、とても効果的です。
※食べ過ぎに注意!
食べ過ぎると人によっては副作用がでることも。
主な食べ過ぎによる症状は
- 腹痛・下痢
- 頭痛
- 気分が悪くなる
などです。
これらは、医学的に証明されたわけではありませんが、人によって合う合わないがありますので、食べ過ぎにはくれぐれ注意しましょう。
まとめ
パクチー苦手の方ももう一度挑戦してみたくなるような効果がたくさんありましたね!
食わず嫌いの方はチャレンジから始めてみましょう。
ここまで美容効果が高いと苦手だったパクチーもモリモリ食べられるようになるかもしれませんよ!