自分のお肌の薄さや厚さ…考えたことないですよね?
でも、実は人それぞれお肌の厚みは違ってくるんです!
そして、その薄さによって起こってくるお肌トラブルも様々です。。
『皮膚の厚みなんて変えられないでしょ?』
そんなことありません!!
お肌の薄さ・厚さのメリット&デメリットを知ったうえで自分に合ったケアを続けると、皮膚の厚みが変わってきて、理想のお肌に近づくかもしれません!!
その方法とは?
顔のお肌の厚みはある方が美肌なの?
実を言うと、皮膚が厚い方が美肌と言えます。
薄い皮膚とは反対に厚い皮膚はバリア機能が強く、傷つきにくいといえるでしょう。
でも透明感のある肌なんて言葉を聞くと、皮膚が薄い方が美肌のような気がしますね。
しかし実際は顔の皮膚は厚い方がいいのです。
透明感というのは、美容独特の言い回しですが、端的に言えばくすみがなく、肌に水分が十分にある状態を言います。
皮膚が薄い場合は血管が透けて見えてしまい、顔の皮膚の薄い箇所に血管が見えてしまうのです。
ちなみに血管が青く見える場合はまだいいのですが、赤黒く見えてしまうのは注意が必要。
その血管は少々血流が悪くなっている状態なのです。
つまり、透明感のある肌にしたい時は、まずはある程度皮膚の厚みがあり、かつ肌が十分に水分量を保持していなければなりません。
しかし、厚い皮膚の人の中には、表皮の一番外側にある角質のターンオーバーがうまくいかず、古い角質が残って厚くなっている場合があるので油断は禁物です。
お肌が薄いってどうゆうこと?
皮膚が薄い人の特徴
いろいろな肌質の人がいるように、皮膚の厚さにも個人差があります。
お肌の外側の表皮から真皮までが2ミリ程度であるのが通常ですが、これより薄くなっている方は…
- きめが細かい
- 敏感肌で刺激を受けやすい
- 乾燥肌でカサカサしている
- 毛細血管が透けて見えている
- 目の下のクマが目立つ
- 赤ら顔になってしまう
これらが当てはまる方は皮膚が薄いと言えるでしょう。
皮膚が薄いメリット&デメリット
【メリット】
皮膚が薄いと肌のキメが細かくて、化粧水などスキンケアが浸透しやすいのがメリットです。
【デメリット】
外の刺激から守ってくれる皮膚が薄いため、肌がとっても敏感です。
厚い人のほうが肌は、刺激に強く荒れにくいんです。
この皮膚の厚さは、ほぼ遺伝で決まるそうです。
また、皮膚が薄いと、水分を蓄える角質も薄いのでハリがなくなりシワに もなりやすいです。
逆に皮膚の厚い方は、水分を多く抱え込めるので、ふっくら弾力の ある肌になりやすいです。
皮膚が薄くなる原因とは?
①生まれつき
遺伝などで生まれつき皮膚が薄い人もいます。
さらに、男性より女性の方が皮膚が薄い傾向にあると言われています。
②加齢による菲薄化
加齢によって、お肌の土台となるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分が減少して、お肌が痩せていく現象を菲薄化といいます。
加齢によるものなので、菲薄化を完全に止めることはできませんが、紫外線の影響や間違ったスキンケアなどによって菲薄化を進めてしまうことはあります。
③ピーリングのやりすぎ
ニキビや毛穴の黒ずみなどを改善しようとして、古い角質を取り除くためにピーリングを頻繁に行う人も多いです。
しかし、ピーリングをやりすぎると、必要な角質まではがれてしまい皮膚が薄くなるのです。
お肌を薄くしないためのポイント
1、肌をこすったり、ゴシゴシしたスキンケアをしない
2、ピーリングやスクラブをしすぎない
3、肌を保護するスキンケア商品を使う
4、クリームを重ねづけしたりなど、しっかりと保湿ケアをする
5、紫外線から肌を守る
肌の菲薄化を予防する食生活
女性ホルモンであるエストロゲンが、お肌のふくらみをもたらしているコラーゲンやエラスチンなどの成分の生成を促しています。
なので、エストロゲンの働きを助けるイソフラボンやビタミンEを多く含む食品を摂るようにしましょう。
- イソフラボン…納豆、大豆、豆乳、味噌など
- ビタミンE…いくら、いわし、たらこなど
- コラーゲン…軟骨、鮭、手羽先、スジなど
また十分な水分が体内にあると、新陳代謝がスムーズになったり、体の老廃物が排出されやすくなります。
目安として2リットル程度の摂取を心掛けましょう。
まとめ
お肌の薄さを改善するには、根気強くケアしていくことが大切です!
お肌にふくらみが出てくると、毛穴も目立ちにくく、健康的なお肌に生まれ変わります。
キメも細かく、乾燥にも強い理想のお肌を手に入れましょう!!