『椿油』。
昔から代々使い続けられて、実家の鏡台や洗面所などでも見かけたことのあるかたも多いのではないでしょうか?
その椿油がまた新たに使い道を増やして、若い女性にも注目を集めているんです!
その新たな効果とはどんなものなのでしょうか?
毛穴トラブルでお悩みの方は必見です!!
椿油とは?
椿油(つばきあぶら/つばきゆ)とは、ヤブツバキという植物の種子から採れる植物性の油脂です。
ヘアケア・スキンケア製品として長く愛用され、良く知られています。
べたつきが少なく、肌や髪の毛になじみやすいため、オイル初心者の方にも使いやすいんです。
椿油に期待できる効果&ケア方法
毛穴トラブルに効く
椿油が毛穴の黒ずみを始めとした毛穴トラブルに効果が期待できる理由として、皮脂に働きかけてくれる「オレイン酸」が主成分となっているからです。
オレイン酸は肌に潤いを与えてくれるもので、不足した皮脂を補いながら余分な皮脂を取り除いてくれることで皮脂バランスを整えて、黒ずみに負けない肌へと導きやすくします。
毛穴の黒ずみケアに大切なのは、余分な皮脂や毛穴を塞いでしまう汚れをしっかりと落とすこと、そして過剰な皮脂分泌を起こさないことにあります。
椿油を活用することで、余分な皮脂や汚れによる詰まりを防ぎ、皮脂分泌のコントロールに働きかけてくれます。
【毛穴のケア方法】
- クレンジング後の顔全体に椿油をなじませます。
- 小鼻などの毛穴づまりが気になる部分を中心にやさしくマッサージします。
- ホットタオルで2分ほど覆ったら洗顔料で洗います。
- 洗顔後はしっかりと保湿ケアをします。
- 週に1回程度を目安にしましょう。(入浴中が効果的)
毛穴の黒ずみを防ぐ
椿油は乾燥しにくい特性も持っているので、保湿力が高く、潤いのある肌をキープでき、黒ずみの発生しにくい肌へと改善してくれます。
椿油はクレンジングとしても使えます。
汚れをちゃんと落とせていないと毛穴の奥に汚れが溜まり、それが黒ずみとなることもあるので、椿油に豊富に含まれているオレイン酸の働きで余分な油分や汚れをしっかりと落とします。
オレイン酸は他の油と比較して酸化しにくい特性もあるので、皮脂や汚れが酸化して黒ずみへと発展してしまうリスクを減らしてくれます。
椿油は天然の植物性オイルなので肌への負担や刺激が少なく、安心して使えます。
椿油でクレンジングすることで余分な皮脂や汚れを浮き上がらせて、肌に優しく汚れや皮脂を落とし、黒ずみを薄くしたり、予防にもつなげてくれます。
全身の保湿に使える
お風呂から上がって水分が蒸発してしまう前に椿油で全身をマッサージするように保湿をすると、しっとりしたモチ肌が期待できます。
ひじ、ひざ、かかとなども念入りにマッサージすればだんだん柔らかくなっていきます。
また、椿油を手全体になじませ、ハンドケアとしても使えます。
爪のまわりなどの意外と見られている部分も、ネイルオイルがなくてもケアできるのは嬉しいですよね。
ヘアケアで美髪へ
髪に潤い・ツヤを与える椿油は、ヘアケア製品として定番にもなっていますよね。
髪のパサつきや乾燥が気になる方は、椿油でのヘアパックがおすすめです。
【ヘアケア方法】
- 洗髪後、タオルで髪の水気を取ります。
- 手に椿油を1~2滴とり、両手の手の平を合わせるようにして軽く伸ばします。
- 髪の長さの中心あたりから毛先にかけて、手グシで馴染ませていきます。足りない時は1~2滴ずつ足します。(髪の表面だけでなく内側からも馴染ませましょう。)
- 手に残った椿油を、中心から上の方にも馴染ませます。
- ドライヤーで髪を乾かします。(ドライヤーの前に椿油を使う事で、ドライヤーの熱から髪を保護します。)
椿油を使うときの注意ポイント
①つけすぎない!
肌や髪に椿油を使う時は、つけすぎないよう注意し、少なめの量をから塗布するようにしましょう。
はじめからたっぷり塗ると、ベタベタになってしまう事も考えられます。
特に髪の毛は、毛先から少量ずつ、髪の毛の様子を良く見てつけるようにしましょう。
②パッチテストを行う!
肌や頭皮に使う方は、パッチテストをしてからの使用をおすすめします。
肌質によって合わない事もありますので、二の腕などの目立たない部分でパッチテストをしてから使うと良いでしょう。
まとめ
目には目を、歯には歯を、皮脂には油を!
髪だけではなく、全身ケアに使える『椿油』はシンプルに誰でも使いこなせるので、毎日のケアとして最適です。
そして、椿油は一本で使い方は無限にあります!
ぜひ、一家に一本でモチモチのお肌を手に入れませんか?