小鼻の周りにだけ出てくる赤み。。
コンシーラーやファンデーションなどでカバーするけど、なかなか消えない上に、メイクが厚塗りになってしまいますよね!
この赤みは体質?それともお肌の炎症からくるものなのでしょうか?
出来ることなら解消して、目立たない小鼻にしたい!
そんなお悩みの女性必見です。
小鼻の赤みの原因とは?
①体質
皮膚の薄さや肌の白さ、毛細血管の通っている場所などが原因で小鼻が赤く見えるパターンが多くあります。
今までに鼻の赤みが消えたことがない方、じっくり見ると血管が認識できるという方は、体質によるものかもしれません。
②毛細血管拡張症
寒暖差や緊張など、何らかの理由で広がった血管が目立つ「毛細血管拡張症」という症状です。
通常、血管は神経の働きや周囲の気温の変化に合わせて拡張と収縮を繰り返し、流れる血液の量や速度を調整していますが、寒冷地など、部屋の中と外との気温差が激しい地域で暮らしていると、血管が拡張したままになってしまうことがあります。
また「緊張すると、いつも顔が赤くなる」という方の原因は、緊張によって交感神経の働きが活発になり、毛細血管が拡張されるから。こちらも、毛細血管拡張症の症状の一つです。
③刺激による炎症
小鼻の赤みの原因で1番多いのが、炎症によるものです。
- 鼻をよくいじる
- 油分を取るため、洗浄力の強い洗顔料を使っている
- 顔を洗う時に、ゴシゴシと擦っている
- ファンデーションやコンシーラーを厚めに塗る
- パフやブラシをこまめに洗浄していない
などを日常的にしてしまっている方に多くみられます。
鼻に皮脂や汚れが残ると、毛穴の広がりに繋がると丁寧にゴシゴシと洗顔している人がいますが、この擦りすぎることでかなりの摩擦が起きます。
また、鼻に角栓が溜まらないように鼻専用パックをする人がいますが、これも頻繁に行うとかなりの摩擦が起こり、小鼻の赤みに繋がります。
④敏感肌
敏感肌は肌の水分量が少なく、バリア機能が低いため刺激を受けやすいので赤みが起こりやすいです。
肌の中で小さな炎症がたびたび起こっているので患部を早く治すために毛細血管が広がります。
炎症が収まれば通常は毛細血管は縮小し、赤みが目立たなくなっていきますが、敏感肌の場合は炎症が起こる頻度が多いため毛細血管が広がっているのが当たり前の状態になってしまい、小鼻の周りの赤みが慢性化します。
⑤脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎とは、過剰に分泌された皮脂が酸化し、皮膚の常在菌と反応することで赤みが出てきてしまう皮膚炎のことです。
皮膚がかさついてかゆみがあり、フケのように皮膚が剥がれてしまっている方は脂漏性皮膚炎の可能性が高いですね。
ニキビを伴うこともあり、慢性化してしまうことも多いため注意が必要です。
赤みの改善方法とは?
保湿ケア
小鼻周りの赤みを改善する上では保湿ケアが重要です。
肌のバリア機能の低下や水分不足(乾燥)、乾燥による皮脂の過剰分泌による炎症が赤みの主な原因なので、肌にうるおいを与える保湿ケアを重点的に行いましょう。
肌がうるおっていると皮膚が水分で満たされ、刺激を通す隙間がほとんどないのでバリア機能が高まり健康な肌の維持や刺激に強い肌になります。
赤みが出やすい方は肌が敏感になっている場合が多いので、敏感肌用で保湿効果に特化した化粧品(セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなど)がおススメです。
肌に刺激をなるべく与えない
肌に刺激を与える行為は意識して減らしていきましょう。
・洗顔する時は洗顔料をよく泡立てる
・肌をこすり洗いしない
・タオルでこすらずポンポンと拭く
・角質ケアは週に1度~2度
・できるだけ掻いたり擦らない
・メイクをする時は優しく
などなど。
特に毎日の洗顔やクレンジングは肌への刺激が強くなりがちですが、皮脂が気になるからと言ってゴシゴシこするのは絶対NGです。
ビタミンの摂取
体の中から美肌を目指すにはビタミンの摂取がおすすめです。
・ビタミンA…皮膚の乾燥を防ぐ、皮膚を強くする(レバー、うなぎ、しそ、ニンジンなど)
・ビタミンB2・B6…皮膚の乾燥を防ぐ、皮膚の健康を保つ(レバー、アーモンド、納豆、海苔、卵、ニンニク、酒粕、まぐろ、ピスタチオなど)
・ビタミンC…コラーゲンの生成をサポートする、乾燥を防ぐ(パプリカ、アセロラ、ゴーヤ、イチゴなど)
・ビタミンE…新陳代謝の促進、潤いやハリを保つ(モロヘイヤ、大根葉、カボチャ、パプリカ、しそ、アーモンドなど)
食べ物から全て補うのは難しいという方はビタミンサプリメントを活用しても良いですね。
皮膚科に相談
小鼻の赤みの原因によっては、自力での改善が難しい場合が多いとも言われています。
美容外科などでレーザー治療を行うことで効果がある可能性もあるため、一度医療機関を受診してみるのがオススメです。
まとめ
小鼻の赤みにはこんなにもたくさんの原因があったんですね。
なにをやっても無くならない。。
とあきらめていた方もメイクで隠すだけではなく、これからは自分の赤みの原因を知って的確に治していきましょう!