ホホバオイルやスクワランオイル、馬油など美容にいいといわれるオイルは数多く発売されていて、スキンケアに取り入れている方も多いのではないでしょうか?
その中でも最近特に最近注目されているのが、『アマニ油』です!
このアマニ油、実は【飲む美容液】とも言われているんです。
主に料理にプラスして美容効果や健康効果を上げるとされています。
これだけでも、女子からするとかなり興味深いですよね!
アマニ油の嬉しい効果と、多様な使い方とはどのようなものなのでしょうか?
アマニ油とは?
アマニ油(亜麻仁油)とは、フラックスシードオイルとも呼ばれる、亜麻の種子から抽出される油脂です。
老化予防や皮膚の炎症にいいと言われているオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を豊富に含んでいます。
α-リノレン酸は体内で合成されないので食事など外部から摂取することが不可欠ですが、食事だけで摂取するのが難しい成分と言われています。
アマニ油に含まれる注目成分
①α-リノレン酸
α-リノレン酸は、別名「オメガ3」といって、体内では合成することができない、「必須脂肪酸」の一つです。
食物からも摂取できるのですが含有量が少ないため、現代人はこのオメガ3が足りていないといわれています。
しかし、このオメガ3は美容に欠かせないものなのです。
なぜなら、オメガ3はセラミドの原料になるからです。
セラミドといえは、肌の代表的な保湿成分で、セラミドが足りていない肌は乾燥し、シワやたるみをつくってしまいます。
さらにオメガ3は細胞膜の原料にもなるので、肌のターンオーバーを促進してくれます。
つまり、α-リノレン酸(オメガ3)には肌の保湿効果とターンオーバー促進という美容効果があるようです。
②リグナン
リグナンには、高い抗酸化作用があります。
体の酸化=老化を意味しています。
つまり抗酸化作用とは、老化に抵抗する力です。
リグナンが活性酸素から肌の酸化を防いでくれれば、若々しい肌を保つことができ、アンチエイジングの効果が期待できます。
③食物繊維
アマニ油がもつ食物繊維は、水溶性と不溶性のバランスがよくとれています。
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」があり、どちらか片方にかたよっていてはあまり効果が期待できません。
アマニ油には、その二つの性質の食物繊維がすでにバランス良く含まれているので、単品でも十分な効果が期待できます。
食物繊維で腸内環境が整えば、ダイエット効果だけでなく、老廃物を効率的に外に出すことで、肌トラブルも減り美容効果もありそうですね。
嬉しいアマニ油の美容効果
アマニ油の特徴のαリノレン酸は体内で青魚に多く含まれているDHA EPAに変化し、血管をしなやかにし、血液をサラサラにしてくれる効果が期待できるんです。
血液がドロドロだと生活習慣病にかかりやすいだけではなく、実は肌の色にも変化が起きてきます。
血流が悪くドロドロの血は黒っぽく肌はくすんで見えてしまいます。
逆にキレイなサラサラの血液だと顔にほんのり赤みがある、血色のいい明るい肌に見られるのです。
また、αリノレン酸の効果で血液がサラサラになった事で肌の代謝も良くなり、ターンオーバーも正常化することでシミを押し出す力はつきますのでその結果早くシミが薄くなるかもしれません。
アマニ油の摂取量やおススメの食べ方
アマニ油は熱にとても弱いので、加熱せずに摂取することが大切です。
また、一日の摂取量は一日あたり小さじ1杯程度が目安になります。
一度にたくさん摂ればとるほど美容や健康により効果的というわけではなく、少量を毎日摂取することで効果が現れます。
おススメの食べ方
- ドレッシングとして
- 納豆に混ぜる
- ヨーグルトにかける など。。
亜麻仁油の食べ方として一番多いのが料理にプラスしてかける方法だと思います。
香りや味にくせがないので、最後にコクを加えるというイメージで使ってみてください。
顔に直接塗る?!
顔や体に塗ると、皮膚の表面の水分の蒸発を防いでくれ、亜麻仁油にはオメガ3脂肪酸が多く含まれ、この脂肪にはアレルギーや肌の炎症を抑える効果もあるのです。
そのため、食用だけではなく、外用として顔や体に塗って、皮膚から吸収させることで、肌荒れの人には亜麻仁油を塗ると改善効果が見られます。
また、亜麻仁油には、添加物が入っていないので安心して使うことができます。
しかし、亜麻仁油はとても酸化しやすい油なので、すぐに使いきれないようならスキンケアに使用する際はビタミンEなど抗酸化剤を添加した美容用を使うのもオススメです。
【注意ポイント】
亜麻仁油を塗ったまま日光に当たるのは避けて下さい。
酸化速度が速いので、変質の心配や、日焼けしやすくなります。
夜のお手入れの後、亜麻仁油を薄く塗って、朝起きたら洗い流してください。
まとめ
アマニ油は最近では手軽に入手できるようになってきましたし、サプリなんかも出てきています。
料理の隠し味にひとかけするだけで、体の中では作られないオメガ3が取り入れられます!!
『飲む美容液』といわれる理由がわかるかもしれませんね!