乾燥の季節。
鏡を見ると気になるのが、『顔の粉吹き』現象ですよね!
粉が吹いてる状態ではメイクのノリが悪くなり気分も上がりません。。
周りの視線も気になり、メイク直しにも時間がかかってしまいますよね。
そもそも、なんで顔に粉が吹いたようになってしまうのでしょうか?
その原因と対策を見ていきましょう!!
顔の粉吹きの原因とは?
顔の粉ふきの一番の原因は、「乾燥」です。
顔の粉ふきは、何らかの理由で肌のうるおいが減少することにより、角質がはがれやすくなっている状態です。
角質がはがれやすい状態だと、ちょっとした摩擦などの刺激で、肌の表面がめくれて、粉がふいて見えてしまいます。
特に、空気の乾燥する冬や、エアコンをよく使う時期には、顔の粉ふきが起きやすくなってしまいます。
粉吹き対策≪スキンケア≫
①肌を清潔に保つ
顔の粉吹きを対策するためには、まず肌を清潔にしましょう。
メイクや花粉・ホコリ、皮脂などの汚れを落としてから、スキンケアを行うことが大切です。
しかし、洗顔時にゴシゴシ力強くこすってしまうと肌に負担がかかり、肌悩みの原因になってしまうこともあるので気をつけましょう。
また、顔をすすぐときには、ぬるま湯で行うことがおすすめです。
熱すぎるお湯を使うと、肌に必要な水分や皮脂まで奪ってしまい、乾燥に繋がることもあるとされているので注意しましょう。
②保湿を入念に行う
やはり粉吹きには保湿がいちばん大切です。
足りない水分を、化粧水などで補い、油分などで肌を保護しましょう。
保湿は、洗顔や入浴後に時間を空けずに行うことがポイントです。
入浴後の肌表面に残った水分は、蒸発するときに、肌内部の水分も一緒に奪っていき、もっとも肌が水分を失いやすい状態なので、それを防ぐためにも、すぐに保湿を行いましょう。
また、保湿剤は保湿力の高いものを選びましょう。
保湿力とは水分を抱え込む力(水分保持力)のことです。
化粧水に使われる保湿成分は、数ありますが、粉吹き肌は、角質をつなぐ細胞間脂質が不足して、角質が荒れてカサついている状態です。
そのため、細胞間脂質であるセラミドを、補給するとよいでしょう。
細胞間脂質は、肌の外側にある角質層に存在するため、肌の上から浸透させることで補えるのです。
③化粧下地の塗り方を工夫する
粉を吹いているときはとにかく乾燥対策が大事ですから、しっとり感のある下地を使いましょう。
ただ、化粧下地はファンデのノリを良くするためのものであり、乳液やクリームとは違うので、下地を使う前にしっかりと保湿をしておくことが大前提です。
乾燥しやすいところには、薄くホホバオイルなどの植物オイルを塗ってから下地を塗るのもおすすめです。
そして塗ってから1~2分おいてなじませるのがコツです。
最後にティッシュで軽く抑えて余分な油分を吸い取ることで、このひと手間で下地の付きが良くなり、ファンデも乗るようになります。
粉吹き対策≪生活習慣≫
①空気の乾燥を防ぐ
湿度の下がる冬や、エアコンをよく使用する時期などにはお肌はかなり乾燥しています。
空気の乾燥する環境にいるときは、加湿器を使ったり、マスクを着けたりして、肌の乾燥を防ぎましょう。
②食生活を見直す
脂肪分や糖分の多いもの、辛いものなどの刺激物は肌によくありません。
また、冷たい飲み物やアイスクリームなど、体が冷えるものなども、
- 皮脂が過剰に分泌される
- 血行が悪くなる
- 代謝が悪くなる
など、乾燥肌に取ってはよくないことばかりです。
少しずつでもいいので食生活を改善し、肌に良いものを摂っていきましょう。
- 緑黄色野菜(β-カロテン):乾燥、肌荒れを防ぐ
- 果物、葉もの野菜(ビタミンC):肌のハリ
- ナッツ類など(ビタミンE):アンチエイジング
- 肉類、卵(タンパク質):丈夫な肌を作る
③紫外線を防ぐ
肌が紫外線を受けると、肌の免疫機能や保水力が低下し、肌が乾燥しやすくなることがあります。
また、紫外線は、季節や天気に関わらず、一年中降り注いでいるので、日焼け止めや帽子、日傘などを使い、油断することなく対策してください。
④質のいい睡眠をとる
寝ている間は、成長ホルモンが活発に分泌されます。
成長ホルモンは、肌をスムーズに生まれ変わらせ、うるおいの逃げにくい、すこやかな肌を保つ助けをしてくれるのです。
毎日6~8時間を目標に、しっかりと睡眠を取りましょう。
まとめ
デリケートになりがちな乾燥肌にちょっとした工夫を加えることで、顔の粉吹きは改善&予防することができます。
粉吹きを抑えることが出来ると、自信を持って、冬の外出も楽しみになりますよね!
ガサガサのお肌を卒業して、乾燥の季節でもうるぷる肌を手に入れましょう!!