最近、再流行している【手作り美容パック】ご存知ですか?
興味はあるけど、試したことはまだない。。
という方多いのではないでしょうか?
天然成分のみで作るので、お肌にも安心して使っていただけます。
その中でも【米ぬかパック】は簡単で人気なんです!
米ぬかとは?
米ぬかとは、玄米を白米に生成する時に出る胚芽や種皮で、とてもお肌に良い成分が入っています。
ぬか漬けをつけている人は手が綺麗になると言いますよね?あれも、米ぬかの効果なのです。
また、穀物のほとんどは、外皮の方が栄養がたくさんあるとされています。
米ぬかも同様で、米ぬかから絞られた油が米油とされています。
また、その栄養を余すことなく他の食材に浸透させて旨味を凝縮させるのがぬか漬けです。
他にも、タケノコのあく抜きに使われたり洗剤の代わりに使用出来るなど、実は様々な使い方が米ぬかにはあるのです。
米ぬかの美容効果とは?
①保湿効果
角質層の8割を占める細胞間脂質(セラミドなど)が減少すると、肌がカサつき、バリア機能も低下してしまいます。
すると肌荒れやニキビなども出来やすくなってしまうんです。
米ぬかには「米ぬかセラミド」が含まれていて、20種類以上のセラミドがバランスよく含まれています。
人の肌には7種類のセラミドが含まれていますが、米ぬかセラミドはこれを補い、肌を乾燥から守ります!
②角質除去で毛穴ケア
米ぬかには、毛穴に詰まった汚れが溶け出すアルカリ性の性質を持っているので、毛穴の汚れを掻き出し、さらには米ぬかの油分がお肌にツヤを与えます。
毛穴の黒ずみは、毛穴に詰まった内容物が酸化することによって起こりますが、ターンオーバーの遅れによりメラニン色素が蓄積されることが原因で起こることもあります。
そして、このような状態の改善に役立つのが、米ぬかに含まれているビタミンEの一種、ガンマオリザノールという成分です。
また、米ぬかパックは、ピーリング効果も発揮します。
米ぬかパックのピーリング効果は、スクラブ入りの洗顔料と同じくらいの効果があるとされています。
米ぬかパックで、ざらつきや気になるボツボツ毛穴などの黒ずみや、角質除去により、くすみの対策にもなります!
③アンチエイジング効果
米ぬかには、ビタミンB1,B2が豊富に含まれています。
この美容ビタミンは新陳代謝を活発にし、皮膚の再生を促すので、シミ・そばかすを薄くし、くすみを除去する効果が期待できます。
また、米ぬかには活性酸素を除去してくれる成分であるフィチン酸と言う成分も含まれています。
活性酸素を除去する事は、老化を防いでアンチエイジングに効果があるだけではありません。
年齢と共に減って行くコラーゲンの減少を防ぐ効果も嫌い出来るので、コラーゲンの減少を防いで、ふっくらとした若々しい美肌へと近づきます!
④ニキビ予防
米ぬかは洗浄力も高いとされています。そのため、米ぬか洗顔をすると清潔な肌を保ちやすくなると考えられます。
また、米ぬかというのは天然成分なので、ニキビや肌荒れを起こしている状態の刺激に弱いお肌にも優しい洗顔方法ですね。
米ぬかパックの作り方
米ぬかと、パックの柔らかさを調節するために小麦粉を用意しましょう。
米ぬかは、ぬか漬け用のものではなく、何も入っていない米ぬかを購入して下さい。
- 米ぬか大さじ1に小麦粉小さじ1をよく混ぜます。
- 水を少しずつ加えながら、塗りやすい柔らかさになるまでよく混ぜます。
米ぬかと小麦粉を3:1の割合を目安として、あとは好みで量を調節して下さい。
米ぬかパックの使用方法
- メイクをしっかり落として、洗顔する
- 顔全体に米ぬかパックを広げていく
- そのまま5~10分程度放置して浸透させる
- ぬるま湯でやさしく洗い流す。ゴシゴシと強くこするとお肌を傷つけてしまう可能性がありますので、注意する
- 化粧水や乳液でしっかり保湿する
米ぬかパックの注意ポイント
※パッチテストを必ず行う
ピーリング効果もあるので、刺激を感じる場合があります。必ずパッチテストを行って、肌に異常がないかを確認してから行うようにしましょう。
※米ぬかの保存に注意
米ぬかは生ものです。そのため、米ぬかは傷みやすく、保存方法には気をつかわなければいけません。
使うときは必要分だけだし、残っているものは冷蔵か冷凍して保存します。保存期間の目安は冷蔵で2~3週間、冷凍で1~2か月です。
※パック後は必ず保湿する
パックをした後はすごくしっとりしているので、そのままでもいいような気がしてしまいますが、化粧水や乳液で保湿はしっかりして下さい。
まとめ
米ぬかは昔から親しまれてきた、安心のスキンケアアイテムです。
米文化の日本人のお肌に米ぬかパックは効果的かもしれません!
肌のゴワつきやザラつきが気になる方は、週に1~2回ほど米ぬかパックを取入れることで、お肌は驚くほど若返ります。