アミノ酸、体の中に必要な成分だということは皆さんご存知ですよね。
でも、実は美容に敏感な方たちにはお肌にも効果的だと人気を集めているんです!
アミノ酸の嬉しい効能をたくさんご紹介していきます。
これを読んだら、みなさんも【アミノ酸】気になっちゃいますよ!
アミノ酸とは?
ヒトを始めとした生物の構成成分であるタンパク質はこのアミノ酸*から出来ています。
酵素もタンパク質から成っています。
タンパク質はヒトの体の成分の中で、水分の次に多い成分で、ヒトでは体の約20%を占めます。
タンパク質の最小単位がアミノ酸です。
アミノ酸は、筋肉や内臓にあるたんぱく質を構成する成分をいいます。
アミノ酸は約500種類存在していますが、人間に必要なアミノ酸はこのうちの20種類に限られます。
そして、この20種類は必須アミノ酸9種類と非必須アミノ酸の11種類に分けられます。
アミノ酸の効果は?
①髪のキューティクルケア効果
髪の毛の水分を保つために重要な役割を担っているのはキューティクルと呼ばれる毛髪表面の組織で、アミノ酸はキューティクルの保湿成分です。
つやがなく、パサパサした髪はキューティクルの損傷が大きく、アミノ酸の量も減っているのです。
ある種のアミノ酸を配合したシャンプーやリンス、トリートメント剤を使うと保湿力が高くなり髪の毛が切れにくくなるなどの効果があることが実証されています。
つまり、アミノ酸ケアで髪の毛は“つるつる”“しっとり”するわけです。
②免疫力アップ効果
人間の体を構成するアミノ酸は、その総合力によって免疫細胞の産生を高め、またその働きを強化することで、免疫力を高め、病気にかかりにくい体づくりに役立ちます。
特にグルタミン、アルギニン、ヒスチジンの3つのアミノ酸は、崩れがちな免疫システムを正常に修復する働きがあります。
バランスのとれたアミノ酸摂取を日頃から意識して心がけることは、病気を未然に防ぐだけでなく、病気の進行を食い止める効果もあります。
③毛穴の黒ずみ・開きに効果的
肌の状態を維持する作用も持っています。アミノ酸は、肌にある水分を保つ役割があり、肌の乾燥を予防します。
毛穴の開きや黒ずみは、お肌の乾燥や過剰な皮脂の分泌、ターンオーバーの乱れ、角栓のつまり、老化によるたるみなどで目立ってしまいます。
お肌が乾燥すると、乾燥を防ごうとして皮脂が過剰に分泌されて、それが角質と混ざり毛穴の開きや黒ずみを引き起こします。
アミノ酸は肌の血行を良くするので、ターンオーバーの乱れによる過剰な皮脂の分泌を抑えるので、毛穴の黒ずみや開きを作りにくくしてくれます。
30代後半になると毛穴が楕円形状に広がる「たるみ毛穴」は老化によるコラーゲンの減少によって起こりますが、このコラーゲンはアミノ酸で作られています。
アミノ酸は、お肌の細胞をつくる素となっているので、アミノ酸を補給することで毛穴の開きや黒ずみを防ぐだけでなく、シミやくすみ、シワやたるみ、ニキビなど色々なお肌のトラブルを改善することができます。
④ダイエッ卜効果
ダイエットの基本の1つとして体脂肪の蓄積を防ぐことが挙げられていますが、そのためにも体脂肪をなるべく燃焼することが大切です。
アミノ酸の中でも特にダイエットに役立つアルギニン、プロリン、リジン、アラニンの4つは気になる体脂肪をどんどん燃焼し、体にたまった余分な水分を体外に排出する働きがあります。
つまり、アミノ酸を摂取することで、より効率のよい運動、いつもより長時間、負荷の高い運動が可能になり、その結果、脂肪燃焼をサポートしてくれるのです。
アミノ酸を多く含む食材
・牛肉や豚肉、鶏肉といった肉類
・鮭やマグロなどの魚類
・牛乳
・鶏卵
・豆腐やきな粉などの大豆製品など
アミノ酸の働きを高める各種ビタミン
・ビタミンB6を多く含む食品・・・マグロ、サンマ、サケ、牛レバー、豚もも肉、バナナなど
・ ビタミンCを多く含む食品・・・グァバ、いちご、ブロッコリー、パパイヤ、菜の花など
・ビタミンEを多く含む食品・・・イワシ、落花生、ほうれん草、カボチャ、アーモンドなど
まとめ
美しい肌を作るには、毎日のスキンケアに加え、これらのアミノ酸を十分に補給することが大切です。
しかし、食事から必要な分のアミノ酸を毎日摂取するのは、大変な上カロリーも気になりますよね。
そんな時には、そこでアミノ酸を健康食品で補給することも1つの方策です。
是非、取り入れてみてください!