肌のくすみは女性の敵!
鏡で顔のくすみを見るたびにため息がでちゃいます。。
そんな女性たちのお肌をワントーン上げるために、肌のくすみの原因を探っていきましょう!
そもそもくすみとは?
お肌のくすみとは、お肌が本来持っている透明感やうるおい、キメ(肌理)細かさ、明るさが失われ、顔全体がだんだんと暗く見えるようになるお肌の状態をいいます。
つまり、お肌がくすんでいるということは、何らかの原因でお肌にトラブルが起こっているということなので、そのままにしていると、くすみ以外のエイジングサインにつながることもあるので、注意が必要です。
⇒くすみのサイン
・顔色が悪く見える
・メイクののりが悪い
・首と比べて顔の肌の方が暗く見える
・お肌にハリや透明感がなくなる
この症状が出たら、お肌がくすんでいるサインです!
肌がくすむ原因とは?
①血行が悪くなることによるくすみ
日常の疲れやストレス、睡眠不足やからだの冷えなどが原因で、体のめぐりが悪くなります。
それにより血行が悪くなり、肌の血色感が失われて顔全体が暗くみえてしまうことがあります。
血液中で酸素不足となったヘモグロビンは還元ヘモグロビンとなって濁った色になり、血色を悪くすることになります。
このタイプでは、目の下に青いクマが現れるという特徴もあります。
②乾燥によるくすみ
お肌が十分にうるおっていれば、キメが整い、お肌の表面は均等に光を反射して美しく見えます。
この状態のお肌が、透明感のある肌であり、ツヤのあるお肌です。
しかし、乾燥肌によってキメが乱れると、肌表面に凹凸をつくり、それが影になって暗く見えてしまいます。
肌がごわついている方は、乾燥によるくすみが考えられます。
③肌の糖化・ボタニカル化
脂質や糖質の過剰摂取、紫外線、喫煙、ストレス、加齢などが大きな原因とされています。
脂肪の分解物とたんぱく質が結びついて、黄色くくすんで見えてしまいます。
④メラニンによるくすみ
メラニンは紫外線や外部の刺激で肌に溜まるものです。
紫外線を浴びたり、過剰なスキンケアなどで肌が刺激を受けるとプロスタグランジンなどの情報伝達物質が分泌され、メラノサイト(色素細胞)にメラニンを作るよう指令を出し、メラノサイトはチロシナーゼという酵素の働きを受けてチロシンを酸化し、肌のターンオーバーが遅れたり、度重なる刺激でメラニンの生成が増えると肌に残って黒ずみの原因となります。
お肌が茶色くくすむのが特徴です。
⑤毛穴の汚れによるくすみ
毛穴に詰まった古い角質やメイク汚れなどによって、肌がくすんで見える場合があります。
毛穴の詰まりは時間がたつと酸化することで黒ずみ、さらにくすみが増してしまいます。
普段からメイクを良く落とさなかったり、洗顔をおろそかにすることで汚れが積み重なり、古い角質にしみつくことでくすんでしまうのです。
また、肌の汚れはターンオーバーを乱し、メラニンの排出を遅らせることでくすみを増長してしまいます。
くすみ改善方法
①血行が悪いくすみ対策
・軽い運動
・ゆっくりと入浴
・蒸しタオルでお肌を温める
⇒体やお肌を温めることが基本です!
②乾燥によるくすみ対策
・丁寧な洗顔
・しっかりと保湿する
⇒乾燥肌の対策はすべてのエイジングケアの基本です!
③肌の糖化・ボタニカル化によるくすみ対策
・食生活の見直し
・血糖値を急上昇させない
⇒くすみの予防には、食物繊維の多い野菜、ネバネバ食品、海藻などは、糖化予防に効果的です!
④メラニンによるくすみの対策
・紫外線対策
・刺激を与えない丁寧なスキンケア
・美白効果のある化粧品を使う
⇒メラニンを増やさないことが重要です!
⑤毛穴の汚れによるくすみの対策
・酵素洗顔
・ピーリング
・丁寧な洗顔
⇒古い角質や角栓を取り除くことがスペシャルケアが基本です!
まとめ
肌のくすみにはタイプがあり、原因がそれぞれ異なります。
肌のくすみは、くすみを感じる前からしっかりと対策を行うことが大切です!
食生活や洗顔方法などを見直し、くすみのない明るく、透明感のあるお肌を目指しましょう。