年々目立ってくる【首のイボイボ】
ニットやマフラーにひっかかったり、本当に気になりますよね。。
このイボイボの正体はなんでしょうか?
その原因を知って、正しくケアしていきましょう!
首のイボイボの正体は?
イボイボの種類は大きく分けて2種類あります。
①老人性イボ
老人性イボは首イボを代表するものであり、多くの場合加齢や老化が原因となっています。
スキンタッグやアクロコルドンと呼ばれるイボもあります。
年齢を重ねると肌代謝が悪くなり、メラニンが蓄積することでイボとなります。
老人性イボの場合は、ウイルス性と異なり人に移ることもありませんし、他の場所に転移することもありません。
しかし、良性の皮膚腫瘍なので放っておいても問題ないですが、加齢とともに数が増えてしまう可能性があります。
⇒【アクロコルドン】首イボとは、茶色または肌色をした数mm程度の突起物。
【スキンタッグ】スキンタッグの方がアクロコルドンより少し大きく、盛り上がっていて、数mmくらいから大きくなると1cm程度。また、年齢とともに徐々に増えていく傾向。
②ウイルス性イボ
ヒトパピローマ・ウィルスと言う細菌が小さな傷口から体内に侵入することで発症する「感染性のイボ」です。
ウイルスに感染することで首にイボのようなものが出来ますし、そのまま放置しておけば他の部位に移ったり、他の人にも感染することになります。
首のイボイボの原因
・摩擦、刺激によるもの
摩擦や刺激は首イボを作る大きな原因となります。
首の部分は皮膚が薄く柔らかいため、刺激や摩擦を与え続けてしまうと肌が防御のため角質化してしまいます。
この角質化がイボの元となっており、長い間刺激を与え続けたり摩擦を受け続けてたりしていると、その部分にイボが出来てしまいます。
女性の場合ネックレスなどのアクセサリーはイボの原因となりますし、男性の場合もYシャツやネクタイなどの摩擦などでイボが出来やすくなります。
・紫外線によるもの
紫外線はお肌にダメージを与える、大きな老化原因です。
シミが膨らんで首イボになることもあり、一定量を越えたダメージがイボを生じさせるといわれています。
紫外線によって体が疲労して新陳代謝が低下することによって、お肌のターンオーバーを乱すことも原因といわれます。
・肥満によるもの
肥満体質の場合首に限らず「脇の下・股」等にイボができやすい傾向にあります。
これは、脂肪が多い分摩擦が増えるからで、皮膚が余計にたるむことによって擦れたりすることが増えるからになります。
その擦れが肌に刺激を与えることで皮膚が角質化しやすくなり、角質粒として肌表面に現れるのです。
さらに、肥満が原因で新陳代謝が低下しますので、体の解毒作用が低下することもイボができてしまう原因にもなります。
・ウイルスによるもの
ウイルス性のいぼは、ほとんどが指や足の裏にでき、角質の厚い場所にできやすいのです。
そのため、めったに首にウイルス性のいぼができることはありません。
もし首に小さな傷ができた場合、感染ウイルス(ヒトパピローマウイルス)が感染して首イボになることがあります。
首のイボイボの予防方法
・肌を清潔に保つ
首イボの原因のひとつに「毛穴のつまり」があります。
お風呂で首の汗を流して、清潔に保つことが大切です。
また、効果的なのは、ドクダミ・エキスです。
毛穴の状態を正常値に戻して殺菌してくれる上に、皮脂の抑制作用も持ち合わせている優れものです。
清潔で健やかな肌を保つことで、イボの繁殖を抑えることができます。
・首までしっかり保湿する
摩擦をおこしにくくする為に、常に肌を乾燥しない状態にしておくことが重要です。
ローションやクリームなどで潤いを保ち、顔以外の全身にもボディークリームを塗ってあげましょう。
肌が乾燥していない状態だと傷もつくりにくくなります。
また、老化によって肌の水分は不足しがちになって、ターンオーバーが乱れてくるので、歳を重ねるごとに保湿の重要性は高まります。
・紫外線対策をする
首いぼの原因のひとつは、紫外線。紫外線の刺激は、首の皮膚を老化へと導いてしまいます。
顔に比べて首の紫外線ケアは怠りがちになりやすいので、首も顔同様に、紫外線ケアをすることが大切です。
まとめ
首のイボイボは、毎日のケアや予防で、出来具合や進行具合が全然違ってきます。
顔と同じように首までしっかりとケアしてキレイなデフォルテを維持しましょう!