昔から、有名な【塩洗顔】
名前はよく耳にしますよね?
でも、塩洗顔という名前を聞くと、なんだか肌への刺激が強そうなイメージがあって、
なかなか手が出しにくいところです。。
でも実は、正しく洗顔すれば本当に頼もしい洗顔方法だったのです!
塩洗顔の方法は?
塩洗顔の方法は大きく2種類あります。
・塩ペーストを使用する方法【普通肌、脂性肌におすすめ】
①小さじ1杯程度の塩を手のひらに乗せ、少量のぬるま湯で混ぜてペースト状にします。
②肌にまんべんなく伸ばした後、くるくると優しく円を描くようにマッサージします。決してゴシゴシ擦らないようにしてください。
③全体になじませることができたら、塩の入っていないぬるま湯で洗い流し、タオルで撫でるように水分を拭き取ってください。
・塩水を使用する方法【敏感肌、乾燥肌におすすめ】
①洗面器に38度程度のぬるま湯を入れ、小さじ1杯程度の塩を加えてよく溶かす。
②塩水を肌に撫でつけるようにして顔を洗う。表面にぬるつきを感じたら、皮脂が取れてきた証拠です。
③最後に塩の入っていないぬるま湯で洗い流します。
塩洗顔の注意ポイント
※塩洗顔を始める前に必ずパッチテスト
塩はピーリング剤に比べ、刺激が少ないといえども粒子ですので、人によっては肌が荒れる場合があります。
そのため、始める前に必ずパッチテストを行うようにしましょう。
※塩洗顔の前はクレンジングでメイクや汚れを落としてから行う
化粧が残ったまま洗ってしまうと、肌トラブルを引き起こす場合があるので注意しましょう。
※塩洗顔の頻度は週に1回程度
塩洗顔は毎日してしまうと、肌に負担がかかってしまい、肌が乾燥してしまうことがあります。
肌に負担をかけないで、塩洗顔の効果をしっかり感じるためには、週に1回の塩洗顔をおすすめします。
塩洗顔の【塩】はどんなものでもいいの?
塩には天然塩と精製塩があります。塩洗顔に使う塩はミネラルが含まれている天然塩を使うようにしてください。
スーパーなどで塩を購入する時には、塩のパッケージの裏面を見てみましょう。
栄養成分が表示してある部分に「塩化ナトリウム99.5%以上」などど書かれてあれば、それは精製塩であるということです。
栄養成分表示にカルシウムやマグネシウムなどが表示されているものは、ミネラルが含まれている天然塩であるということです。
塩洗顔のメリット
・毛穴ケア
塩の粒子は非常に細かいので、塩洗顔をすると塩が毛穴に浸透していきます。
これにより皮脂や汚れを排出する効果があるのです。
また、塩に含まれるナトリウムイオンには、角質汚れの原因となるたんぱく質を分解する働きがあります。
塩洗顔を続けることで、透明感のあるツルツル肌に生まれ変わるのを助けます。
・血行促進
塩にはミネラルが豊富に含まれているので、新陳代謝を良くしたり血行を促進する効果もあります。
血行が良くなればくまやくすみの改善にもつながります。
・殺菌効果
海水から抽出したり、岩塩から採取した天然塩には殺菌作用が備わっていますので、皮膚の下の水分をしっかり排出してくれます。
体の中から余分な水分が排出されると、血液の循環が良くなったり体液の調整がなされ、皮膚の下に溜まった老廃物をも排出してくれるのです。
この殺菌作用はアクネ菌を抑制するのでニキビにも効果が期待できますし、アトピーや皮膚炎などにも濃い塩水を使って、その箇所を洗浄するだけでも、次第に症状が落ち着いてくる効果が見られるかもしれません。
・保湿力を高める
古い角質を洗い落とし、正常な肌のターンオーバーを促すことで、肌のキメが整い浸透力がアップします。
そこに化粧水や美容液など、適切な保湿ケアを行うことで、肌に潤いが戻り、乾燥肌が改善されるのです。
まとめ
天然の塩を使用しているので、安心感はあります。
コスパも素晴らしく、すぐにでも始められるのもうれしいですね!
ただ、強くこすったりせず、優しく洗顔することが重要です。
傷口がある場合なども気をつけましょう。
週に1回のスペシャルケアとして、むきたてのゆで卵のようなつるつるお肌を目指しましょう!