美容に敏感な方が注目している【緑茶パック】をご存知ですか?
飲む緑茶が栄養価が高くて健康に良い飲み物だということはよく知られていますよね!
実はその他にも、美容にいい成分がたくさん含まれていることが証明されているのです。
では、どのようにお肌にいいのでしょうか?
緑茶パックの効果や作り方、使用方法などを詳しくご紹介していきます。
緑茶の美容成分とは?
・カテキン
カテキンには活性酸素を除去する抗酸化作用があり、アンチエイジング効果やニキビ対策の効果があります。
また、美白効果もあるため、シミやほくろを薄くする効果なども期待できます。
また、カテキンの中でも、緑茶に含まれているエピガロカテキンガレートは特に優秀で、収れん作用や抗アレルギー作用があるとも言われています。
収れん作用とは組織や血管を縮める作用の事で、この作用があることで、毛穴の引き締め効果が期待出来ます。
・クロロフィル
抗菌、殺菌作用があるクロロフィル。その作用により、ニキビの原因であるアクネ菌の働きも抑制させることも出来るため、ニキビを予防してくれます。
消臭作用もありますし、ビタミンCと結合することで、美白・美肌効果が高まると言われています。
緑茶にはビタミンCが豊富に含まれているため、ビタミンCとビタミンEの相乗効果が期待出来ます。
・ビタミンC
緑茶はビタミンCの含有量も多く、レモンのおよそ4倍と言われています。
また、抗酸化作用やコラーゲンの生成を促す働きがあります。
活性酸素のダメージを受けるとメラニンの生成が促されたり、シワやたるみの原因になります。
活性酸素の影響を防いでくれるものが抗酸化成分で、ビタミンCはシミの予防に効果が期待できます。
・ビタミンA
ビタミンAは粘膜や皮膚を作るために必要な成分で、肌のターンオーバーを整える働きもあります。
・ビタミンE
ビタミンEには、乱れたホルモンバランスを整える働きがあるため、摂取することでホルモンバランスの崩れによる肌荒れを予防することができます。
また、カテキンやビタミンCと同じように抗酸化作用もあるので、お肌の老化を防ぐことができます。
緑茶パックの作り方
材料
・緑茶<煎茶が効果的>
・小麦粉
・水<ミネラルウォーターが良い>
作り方
①茶葉を粉末状にする。
⇒緑茶はできるだけ細かくして下さい。
細かければ細かいほど滑らかになり、肌への刺激が減少します。
ミキサーにかけるか、すり鉢ですると簡単にできます。<粉末状のものも市販されています>
②小麦粉と粉末状の緑茶を混ぜる
⇒配合する量は、緑茶1に対し、小麦粉2の割合がベストです。
③水を加える
⇒小麦粉と緑茶を混ぜ合わせたところに少しずつ水を加えていきます。
肌につけた時に流れ落ちない程度の堅さ(耳たぶの堅さ)まで混ぜ合わせます。
④緑茶パックを塗っていく
⇒いつもどうり洗顔した後、緑茶パックをお肌に塗り、5分~10分置いてしっかりと洗い流します。
緑茶パックの効果を上げるポイント
・緑茶パックの効果をより高めるためには、水の代わりに酢を使うのもおすすめです。
2~3倍に薄めた酢を使うことで、緑茶の成分が浸透しやすくなります。
ただし、酢を使うと刺激が強くなるため、肌が弱い人は控えましょう。
・ニキビ対策として緑茶パックをされている方は、はちみつを加えると効果がアップします。
はちみつの抗菌化作用で、毛穴の汚れをより落とし、ニキビ予防につながります。
緑茶パックの注意点
※緑茶パックの頻度
緑茶パックは毎日しているという方もいますが、出来れば他のパック同様、週に1~2回程度にとどめておきましょう。
少しでも早く効果を実感したい気持ちはわかりますが、頻繁にパックを行いすぎると肌に負担がかり、逆効果となってしまうこともあります。
※作り置きをしない
ラップをかけて冷蔵庫に入れておけば1週間くらいはもちますが、通常の化粧品と異なり、保存料などが入っていないので、作り立ての状態とはまた効果も変わってしまいます。
一回一回使い切ることをおススメします。
面倒な方は、粉だけ混ぜておいて、使うたびに水を加えるようにしましょう。
※パッチテストを行う
全ての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
本人は自覚していなくても、小麦アレルギーだったという場合などもあります。
初めて緑茶パックを行う時は、まず腕の内側などの肌のやわらかい部分にパックを少量つけて10分程置く「パッチテスト」を必ず行ってください。
⇒小麦アレルギーの方は小麦の代わりにヨーグルトを粉末の緑茶に混ぜた緑茶パックを使用してみてください。
まとめ
日本人になじみの深い緑茶で美肌が手に入るなんて、なんだか嬉しいですよね!
緑茶の香りにはリラックス効果もあります。
パックを作っている間もしている間も香りを楽しみながら出来ます。
作り方も使い方も簡単ですのでぜひ一度、作ってみて下さい!